Facebook 2022年9月4日 高時川流域被害状況その後・・

ちょうど1ケ月前の8月4-5日、時間雨量90ミリ、24時間雨量164ミリとなり、高時川流域にかなりの被害が出ました。床上浸水15戸、床下浸水14戸、農地冠水は稲作13ha、大豆2ha、また道路も各所で寸断されました。被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。各地からの報告ではかなり復旧も進んでいるようですが、やはり大きな問題は、高時川の本流の濁りがおさまらないことです。私は東京でコロナ隔離状態ですが、地元から仲間が報告を寄せてくれました。9月4日
まず中流部では、子林葉さんが、旧余呉町鷲見川と奥川並川の支流の濁度はかなり減ったと写真を送ってくれました。支流が回復ということは、シカ害が気になっていたのですが、下草などはかなり残っているという期待が持てるでしょうか。また少し下流の高時川に杉野川が合流する川合地区では吉田治子さんが、ずっと毎日、本流写真を寄せてくれています。少し濁りははへったが、今まだかなりきつい濁りという。高時川漁協の阪田組合長に電話で尋ねたところ、濁りは少しましになったが、アユの釣り客に入ってもらう状態ではないという。
最下流の旧びわ湖姉川大橋付近から、村上悟さんが写真を寄せてくれています。シラサギとカワウがたくさん!アユを狙っているのでしょうか。伊吹山をバックにした、真夏のような、少し秋がかった?空が美しいです!見事な写真です。えり場では、アユが遡上しているのが動画でわかります!頑張れアユくん!!高時川の濁り自身はすこし緩和されているようです。
実は先月8月24日高時川最上流部の中河内集落を訪問して、上流部のベルグスキー場跡地から、北側の県道沿いに中河内集落内を流れる高時川本流に流れ込んだ土砂撤去がなされていました。神社前から、集落真ん中、集落の上まで、土砂掘削作業が、川中に何台もの重機を入れて進められていました。8月5日に溜まった河底の土砂を取り除かないと、次の雨で氾濫の恐れが高まりますので、河川管理者としては急ぎの責務なのですが、それが下流まで影響しているのでしょうか。となると元元はスキー場跡地の土砂ということになります。今、県が詳しく調べているはずです。
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