Facebook 2022年8月21日 「滋賀県高時川出水被害報告」(その5)

「滋賀県高時川出水被害報告(その5)」。(その4)を8月12日に報告してからお盆行事などもあり報告が途絶えてしまいました。その間も8月16日に高時川調査にでかけたり、長浜市議会議員に当選した北川陽大さんと村上さおりさんの「つなぐ会」に参加しましたが、報告が途絶えておりました。昨日8月20日に、朝日新聞の編集委員の佐々木英輔さんが、「霞堤」について、大変包括的で最先端の問題提起をしてくれていますので、紹介させていただきます。「「見事な治水」にみんなでありがとうを 片付けにおわれた農家の思い」という見出しです。私が(その3)で報告させていただいたヨコタ農園の横田圭弘さんの取材が柱の記事です。ただし、「有料会員記事」ですので、見出ししか掲載できません。全体を読まれたい方は是非会員登録ください(朝日新聞のまわしものではありませんー微笑)。8月21日。
これまで流域治水政策全体をすすめてきた立場からすると、霞堤は、足元の破堤をふせぎ下流への洪水被害をふせぐだけでなく、大雨の時に逃げ場を失った生き物たちの生きる場を提供する機能ももっているという視点も提示されています。ここには滋賀県知事時代に流域治水政策づくりの柱となって活躍してくれた、滋賀県立大学の瀧健太郎さんのコメントもあります。皆さん、是非、全文を読んでください。本格的な流域治水の議論はここからはじまります。
なお、ここまで「高時川氾濫被害報告」とさせていただきましたが、ここから「高時川出水被害報告」とタイトルを変えさせていただきます。「氾濫被害」より「出水被害」のほうが実態に近い言葉だからです。
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