Facebook 2022年8月1日 「小さな水族館・びわこベース」を訪問&「やいと祭り」

7月30日、今日オープンしたばかりの「小さな水族館・びわこベース」を訪問。1990年代から知事就任時まで仕事をしていた琵琶湖博物館でご一緒だった関慎太郎さんが念願のミニ水族館を大津井北部木戸地区にオープン。小松さん、古谷さんと訪問しました。午後は、米原市旧中山道柏原宿で住民の皆さんが手作りで企画、運営してきた「やいと祭り」(第27回)まで足を延ばしました。「やいと」とは「お灸」のことで伊吹山のも草をつかった名物にちなんで名づけられた夏祭りです。7月31日。
関さん自身大津市北部の南比良にお住まいでこの近くでと建物を探しまわり、ようやく木戸地区の旧161号線沿いの元喫茶店だった、琵琶湖の景色も見えるステキな場所に開設です。琵琶湖の魚介類や両生類だけでなく日本全国の水性の生き物の生息と繁殖を担う拠点にしたいと長い間アイディアを温めてきてようやくのオープンです。特に「生息域外保全」といい、開発などで生息地を追われた生物を一時的に飼育・繁殖をし、生息環境が回復後の野生復帰を視野にいれています。命のつなぎを担うピンチヒッターという役割でしょうか。今回神戸市から委託のミナミメダカの域外保全を行っています。
さすが、関さんとお仲間の想いが詰まった、とっても楽しいデザイン性がすぐれたミニ水族館です。本棚も京都市立芸術大学の大学院生の山口さんが工夫をしたというステキなデザイン。「みんなで水族館」という名称は昨年10月の近江舞子で軽トラ水族館を行った時に私が名づけさせていただきました。博物館人だった私もはじめてみたのが「ビワコオオナマズのあかちゃん」!1センチほどなのに、ちゃんと長いお鬚がついていて、ナマズっぽく見える!イワトコナマズ、マナまずと比較して展示されています。すっごい!!
毎週金土日の週末に開いています。HPをご覧ください。皆さん、足を運んでみてください。
米原市柏原での「やいと祭り」は住民が手作りで31年前に始めたお祭です。江戸時代の宿場町(旅籠)の名残を留める家並みが続く柏原で、往時の宿場のにぎわいを再現。街道沿いでのイベントや特産品などの模擬店も楽しめました。実行委員会のメンバーは地元自治体の役員や有志など67人という。地元市議の山本さんも大きな汗をかいてくださいました。すべて手作りで、準備から開催、そして後片付けまで大変だったと思います。皆さま、ご苦労さまでした。
実行委員長の三田村圭造さんからの報告ですと、滋賀県だけでなく岐阜県からの出店者や入場者が多かったということ。これまでに最高の合計1万人もの方たちが夜の花火まで楽しんだようです。子どもさんから若い女性、そして高齢の方たちまで、まさに老若男女、あらゆる世代の皆さんが楽しまれていました。旧街道沿いの美しい街並みに、若い女性たちや子どもたちが着飾って、町を練り歩く様子は、古風でモダンな街並みにぴったりでした。内容については写真でお楽しみください。
夕方、大津市富士見学区の夏祭りにご招待をいただき、訪問する予定でしたが、あまりに暑い日だったので、どうも少し熱中症気味だったようで気分が悪くなり控えました。今日、31日はだいぶ回復しました。皆さんどうぞ、熱中症、コロナ渦、いずれもご留意ください。
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