Facebook 2022年7月29日 球磨川水害で被災した球磨川温泉「鶴乃湯旅館」を紹介します。

次は、球磨川水害で被災した球磨川温泉「鶴乃湯旅館」を紹介します。昭和29年に今の主人の土山大典さんのひいおじいさんが荒瀬ダム建設に伴うダム湖辺での観光客目当てに創業したという。しかしダム湖の観光客も減少し、しばらく休業していたのを、大典さんが2018年に戻り、再開した木造3階建の風情ある建物です。私は2019年の8月に荒瀬ダム撤去後の視察の時に、つる詳子さんがご案内下さり、こちらでアユ飯をいただき、本田進さんにいろいろお話を伺いました。7月29日
2020年7月26日には、直前の7月4日の状況を伺いました。大典さんはお一人で宿にいたようですが、早朝からの激しい雨で、みるみる球磨川の水位があがり、建物の一階が水没しかけて、急ぎ、裏の肥薩線のトンネルの入り口の上に逃げたという。それこそ生きた心地がしなかったようです。それからまる2年。つる詳子さんと寺嶋悠さんと三人、「姦しい女性グループで」宿泊させていただきました。
これからの球磨川復興のことなど、土山さんと話あいましたが、この場所は、来年以降、嵩上げされるということで、建物全体をもちあげる、ということ。温泉の泉源などはどうなるのか、果たして建物をそのまま嵩上げできるのか、いろいろ不安があるということです。国とは口約束ではなく、きちんとした覚書なり公正証書として残しておくほうがいいですよ、担当者がかわるとどうなるかわからないから、などと「古老のアドバイス」?をさせていただきました。
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