Facebook 2022年7月5日 熊本県豪雨球磨川氾濫水害から2年。。。参議院選挙13日目、滋賀県議会議員補欠選挙4日目。

2年前の7月4日、熊本県の球磨川水系では梅雨末期の豪雨により50名が溺死してしまいました。改めて、皆さまのご冥福をお祈り申し上げます。この災害直後、熊本県の蒲島知事は、球磨川上流の川辺川に50年以上前から計画され、自ら建設の「白紙撤回」を宣言した川辺川ダムの建設復活を国に要望しました。被害直後から、私は地元の住民の皆さんと協力をして「何が生死を決めたのか?」という目的のもと、溺死者のご自宅を一軒いっけん訪ねて死亡原因をさぐる環境社会学調査を進めてきました。結果、少なくとも50名中48名は、森林の皆伐や支流、支川、街中水路の氾濫で死亡しており、本流の球磨川の上流部に川辺川ダムを建設しても、溺死被害はほとんど減らせなかったのでは、と調査結果を書籍として公表しました。しかし国も県も、「火事場泥棒」のように、2020水害溺死者の要因調査もせず、ひたすら川辺川ダム建設に走っています。溺死した死者の無念の思いがよみがえってきます。つらいです。7月4日。(また長いです、1300文字、すみません)。
今、参議院議員選挙で、田島一成候補は連日、滋賀県内で「物価高と闘う」と訴えまわり、国民の命や暮らしを守る本気の意思がない自民党政権の無為無策に、街宣車から、また街角から訴えて続けています。物価高に手がうてない自公政権、水害の溺死者被害に手が打てない自公政権。その根本は「おごり」です。異質な意見に耳を傾けることなく、ひたすら、「金と票になる」特定の業界団体の利益誘導となる選挙、政治を進めようとしていていることに要因があります。水害問題ならば、ダム建設をもくろむ建設業界です。
参議院選挙13日目、滋賀県議会議員補欠選挙4日目。私は朝から野田たけひろ候補の選挙カーで「対話型街宣」を続けました。家いえから手を振って下さる方に、選挙カーを止めて、野田がひたすら走る。私はそこを追いかけてチラシを渡す。大津市南部の瀬田地区を街宣。昼には、ショッピングセンターで野田といっしょに期日前投票。驚いたのは月曜日の午後なのに、数十名が並ぶ行列!全国的に期日前投票が前回と比べ2倍以上になっているということ。これも日々深まる物価高への怒り?あるいは業界団体からの締め付け投票?
今日は大津市南郷と膳所駅前で、田島一成選挙カーと野田たけひろ選挙カーがであい、二人の候補者が地元の皆さまとふれあう場面もありました。田島一成、野田たけひろ、それぞれにのこされたあと5日の訴えに対して、熱があがっております。
私はもっぱら野田候補との1日でしたが、瀬田の唐橋前での、若い学生さんの交流拠点をつくってくださっている「つぐみ」の皆さんや、石山寺前の「至誠庵」との偶然のお出会いに感動でした。55年以上前、埼玉県からの少女が修学旅行で出会い、憧れた石山寺や琵琶湖の歴史的情景の中で、自らが今、地域政治の改善を目指した当事者として、政治活動をしていること、想像だにしない人生です。不思議です。「選挙は楽しい」「選挙は出逢い」そして「選挙で変える政治と社会」を実感できるよう、7月10日の投票日、最後の最後まで訴えつづけます。
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