Facebook 2022年6月19日 京大創立125周年式典とフォーラム

6月18日、京大創立125周年式典とフォーラムに、参議院選挙応援の合間をぬって参加。明治30年(1987年)6月18日に明治政府からの勅令で、日本で二つ目の帝国大学としてスタートしてからちょうど125年。京大では25周年毎に記念式典を開催しており、前の100周年、75周年と私も記憶があります。50年前の75周年の時は現役学部学生で、電気もガスも水道もない東アフリカでのフィールドワークで、「コップ一杯の水の価値」「一皿の食物の価値」を現場で学び、環境学を目指した時でした。ちょうどローマクラブの「成長の限界」が公表され、スウェーデン環境会議が開催された時。それから50年、地球環境問題がローマクラブの警鐘どおり深刻化してしまいました。1969年から1981年まで12年間お世話になった京大は、女子のアフリカ探検を応援し、そして大学院時代の子育ても受け入れてくれました。まさに学生の自主性を尊重した学風に今も感謝します。6月21日。(長いです、すみません、1400文字)
今回特に聴きたかったのは「ノーベル賞受賞者の講演とディスカッション」です。野依良治氏は湯川秀樹先生が残した一枚の手ぬぐいの背景にある「科学者がつなぐ文化と歴史」について講演。化学では遠い過去と近い過去そして現在が共に調和していると説いてくださいました。本庶佑氏は、ディスカッションで「生命科学の未来は、昔は安上がりだったが、今は塩基配列など新しい技術開発・装置が高価で巨額となっているが、情報過多で弊害もあり、間違った方向に行く恐れがある」と警鐘を鳴らしておられました。
さらに野依良治さんは、「国の科学行政が間違った方向に行っているのではないか。学校が歪んでいて、教科を押し込み過ぎで、分別力は養成されるが、創造力が育たない。未知への挑戦や不可能への挑戦がない」とやはり警鐘を鳴らしておられました。そして「自学自習で、思い入れが必要、長いものに巻かれていてはいけない、ノーベル賞受賞者は平均6地域を動き、開かれた多様な関係の中で独創力をうみだしてきた」と。
すべての皆さんの講演をフォローする余裕はありませんが、共通点は、それぞれに自学自習、ある意味で「自己中」で、強い思いいれをもってそれぞれのテーマを追求してきたようです。
会場では、「アカデミックマルシェ」で、工学部のレスキューロボット、農学部の「京大で育った農作物」、防災研究所のUVカットTシャツなど、楽しい展示物がたくさん。
久方ぶりにお出会いした元総長の井村裕夫さんは、滋賀県東近江市ご出身で、知事時代の総合計画づくりの委員長をお願いしておりました。91歳ということですが、お元気そうでした。また野依良治さんは、初めてのお出会いでしたが、今の日本の科学技術政策をけん引していただており、ご講演の内容に深く共鳴させていただきました。教育学部の稲垣恭子さんは教育社会学の分野で数かずの著作を残しておられ、今、私が最大課題としている離婚後の家族政策について、教育社会学の立場からアドバイスをいただくことになりました。
明日からは参議院選挙、滋賀県では知事選挙、そして7月1日からは県議会議員補欠選挙(大津選挙区)。梅雨時の18日間の選挙戦、何よりも候補者の皆さんの健康第一、私もほぼ全日、どこかの選挙応援がはいっています。体力もつかな??少し不安ですが、バランスある政治づくりのためにがんばります!
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