びわこ成蹊スポーツ大学、一回生360名が、妙高高原赤倉スキー場で雪上実習。はじめて靴をはいた学生さんも、1日でプルークボーゲンの入り口に!運動神経の良さが見事に発揮されています、2月21日。
びわこ成蹊スポーツ大学では、「三大実習」という、楽しくも厳しい必修授業があります。これをすべてクリアしないと卒業できません。学生さんも大変ですが、教員も基本的には全員参加。野外コースの教員が中心となって、学外からの応援もいただいての大掛かりな実習です。
一年生入学直後、3泊4日の琵琶湖畔でのフレッシュマンキャンプではテントの張り方から、野外での火のおこし方など、キャンプの基礎を学びます。最後の日には比良登山。大学に入って不安な中で、友達ができる最初のチャンス。またぬくぬくの家から、寒々しい春浅き琵琶湖畔でのキャンプは、家や親のありがたみを再発見する学生さんも多い。
1年生の冬がこの雪上実習。まずは靴の履き方などイロハからの学生も多い。今年は約70名が全く初心者。年々初心者人数はふえていく。スキーに馴染みのない世代が拡大しつつあるようです。
そんな学生さんも、ゲレンデに出て半日もすると、並行に歩くことから、エッジを効かせての止まり方や、プルークボーゲンまで進む。見事です。上級のグループは、リフトで上がり、スイスイと新雪をぬって滑り抜ける。気持ちよさそう!!
冬山の厳しさやスキーの楽しさ、あわせて、学生さん同士が協力して上達するチームづくりも期待したい実習です。もちろん、一人ずつの頑張り精神の発揮も重要です。
若いころを思い起こして靴を履きたい私ですが、万一の怪我で校務に迷惑がかかるといけないのでもっぱら写真撮影班。初心者コースの皆さんと記念写真。雨模様でも、妙高高原の山並みは美しかったです!
三大実習、3つ目は二年生の夏、琵琶湖畔でのカヌー or ウインド と遠泳です。