東近江市能登川の垣見隧道がようやく開通。完成祝いが行われました。地元で不便な思いをしてきた皆さん、おめでとうございます。工事関係の皆さん、ご苦労さまでした。2月1日。
写真1にあるように能登川駅東の垣見隧道は、2、4メートル以上の高さの車両は通れませんでした。選挙街宣の時、知らずに入って困ったこともあります。ただ、JRとの交差困難を解消する道路や河川工事は、JRの安全性の確保のため、特定の業者しか受けてもらえず、工事費用も嵩んでしまいます。
道路だけでなく、河川工事も高くつくのが滋賀県の宿命です。琵琶湖に流れ込む河川は一級河川だけでも120本、小水路を入れると400本以上あります。そのほとんどがJR琵琶湖線や湖西線、また北陸線と交差します。東海道新幹線も、多くの河川が交差します。そのコスト問題は、知事になるまで意識していませんでしたが、行政的には予算確保が難しく、どうしても時間がかかりがちです。今回の垣見隧道は、東近江市の小椋市長も長年の懸案が解決できて喜んでおられました。