見事な「20歳(はたち)のつどい」でした。大津市のびわ湖ホールでの新成人会合に参加させていただきました。大津市の新成人は3530名です。滋賀県全体では15205人です。コロナ渦の元、どこの自治体も開催に悩んでおられたと思いますが、大津市のつどいは、びわ湖ホールの大ホールを活用して、全体として大変ゆったりと、空気感染をふせげるよう配慮されていました。それ以上に感心したのは、「当事者参加型」の企画・運営です。
圧巻は企画委員会が何ケ月もかけて議論をして映像もつくってきたという「時の成長(7225日のキセキ)」です。この中では大津市の子どもたちが経験をした「琵琶湖博物館」のトンネル水槽からゾウやビワコオオナマズ、そして懐かしい展示コーナーなどを案内。小学校4年生が体験する大津市立葛川少年自然の家の取材では「二段ベッド」の映像に会場からは「そうそう!」というざわめき!そして小学校5年生の「うみのこ」フローティングスクール。大津市で(また滋賀県で)教育を受けた子どもたちならではの「うみのこ」「やまのこ」「博物館の子」の企画は参加者の共感を誘っていました。これらの教育文化事業に滋賀県としても優先的に予算を振り向けてきた責任者としてもとてもうれしい評価です。
来賓の国会議員は檀上に並んで名前を紹介されるだけで、挨拶時間が配分されていなかったのもよかったです(微笑)。県議、市議なども紹介だけです。