琵琶湖北部が日本海側気候だということがわかる彦根、長浜の大雪!彦根で一日50センチも降ったのは観測史上1位という。わが家の大津市北比良では意外と少なく、26日一日で5センチです。今日の雪の降り方をみると、日本海側から野坂山地の低い山をこえて、高島市から長浜市、米原市、彦根市の上をぬけて、伊吹山の麓を東にぬけるまさに「ゲリラ豪雪」であることがわかります。琵琶湖北部の大雪で大変な状況にある皆さんには申し訳ないですが、これで琵琶湖の水位低下がかなり回復するはずです。「琵琶湖の奇跡:大雪が養ってくれる琵琶湖水源」です。ただ、私たちも明日長浜で大事な会合があるのですが、果たして移動できるかしら?12月26日。
また『流域治水がひらく川と人との関係―2020年球磨川水害の経験に学ぶ』関連です。昨日12月25日毎日新聞社の書評欄で、東京工業大学の中島岳志教授が、大変心をうつ紹介をしてくださいました。「水と住民との新しい関係を取り戻そう」の見出し。最後のまとめは、私たちが言いたいことを見事に伝えてくれています。「無名の先祖たちが積み重ねてきた経験値や暗黙知の中には、重要な英知が存在する。死者たちからの無言の贈与を受け取り直すことで私たちは新しい時代を切り拓いていくことができるだろう。本書は治水という領域を超えて、大きな視座を提起している」