エコワールド・びわこ、琵琶湖博物館からのNHKワールドの番組です。古代湖である琵琶湖固有の種をふくむ水族展示、金尾さんが英語で解説。中井さんからはオオバナミズキンバイの外来植物の現場解説。沖島からは奥田繁漁協組合長からの漁業活動とフナズシづくりの解説、「湖島婦貴(ことぶき)」の会の皆さんからの外来魚利用の揚げ物。また琵琶湖博物館に戻り、昔の水利用や持続的暮らしの展示をする博物館の冨江家から、その生きた暮らしを実践する高島市針江の訪問も。生水の郷委員会の三宅さんや福田さんも出演。また「生活観光」として川口さんたちの湖西の農、小坂家訪問ツアーの紹介もいいですね。橋板訪問も写真で登場。ブライアンさんの絵描きとしての哲学も光っています。
時間がある時にNHKワールドの映像、お楽しみ下さい。忍者が突然はいってくるけれど、これも海外向けとしての工夫でしょうか。確かに海外に出ると、琵琶湖はなかなか知ってもらえないのですがニンジャは有名です。SDGsという国際的な地球規模での持続可能性が求められる時代、琵琶湖博物館を入口として滋賀県全域での、近代化以前の自然に則したくらしぶりにようやく国際的な眼差しがあたり始めたな、と40年前から琵琶湖と滋賀県の暮らしぶりの価値発信したいと、琵琶湖博物館を提案・建築・運営に皆さんとともに力をいれてきた私として感慨深い映像でした(微笑)。