「石木ダム強制収用あんまいばい(あまりにひどい)」100人集まれ大集会に駆けつけました。
10年以上座り込みを続けて、収用の不条理を訴える地元の住民の皆さんへの共感と連帯のメッセージが溢れていました。100人集合のところ230名以上が千葉県など首都圏から九州、沖縄から集まりました。地元町市県議会議員にくわえて、国会議員は、直近の衆議院議員選挙で地元から選ばれた山田勝彦さん、末次精一さん、田村貴昭さん、と私の4名が駆けつけました。11月25日。
石木ダム地域の生き物や暮らしぶりを独自の絵にしてカレンダーなどで発信してきたこうばるほずみさんが、最近、仲間と作り上げた石木リバーミュージアムも訪問できました。稲刈りが終わった初冬のこうばる地区の、強制収用での使用禁止を示す真新しい看板など、容赦ない強権発動に心が痛みます。
50年近く移転拒否をしてきた13世帯の住民の人たちは「利水も治水も意味がないダム建設に大事な故郷を奪われることは納得できない」。国民の巨額な税金を入れる公共事業のもつ公共性にあらためて議論が必要と思います。私は仕上がったばかりの「流域治水本」を紹介し、石木ダムの治水上の効果への疑問を提示しました。