月曜日午前中は滋賀県庁で、子どもの虐待防止や流域治水などで、三日月大造知事はじめ県の担当職員の皆さんとじっくり意見交換。県政と国政の連携は特に重要で、充実した話あいができました。午後は、衆議院選挙四区の「とくなが久志」選挙応援で、信楽から水口を選挙カーで街宣。最後には、水口の旧東海道沿いの美富久酒造さんで辛口原酒を入手して帰宅。雨中での運転など、陣営の皆さん、ご苦労さまでした。10月25日。
近江茶の産地、信楽町内の朝宮から杉山、小川、柞原では、「農業の所得補償制度」などを公約とするとくなが久志への支援を訴え続けました。街宣をしながら、改めて集落の配置をみると、川沿いの田んぼ周辺には住宅は全くなくて、住宅は高台の石積の上に大きな屋敷がならんでいます。まさに流域治水に配慮した土地利用です。陶芸の本拠地、長野地域の陶器街では、穴釜やのぼり釜、庭に積み上げられた薪の山。たくさんの狸さんにも出会えて心温かくなる町並みです。「コロナ渦で傷ついてしまった地域経済を再生するためにも、減税など懐をあたためる政策はとくなが久志に託してください」と訴え続けました。
勅旨、雲井から307号をぬけて、貴生川から水口へ。貴生川では、太田医院の院長が挨拶に応じてくださり、心強い応援をいただきました。雨の中の街宣は、家の中、車の中からもみえにくく一方的なマイク発信で、対話性がないのがつらいですが、信楽から水口まで、一言ひとことに心をこめて、言葉を届けさせていただきました。最後には、水口の東海道沿いの美富久酒造さんで辛口原酒を入手。この原酒には、小茄子の辛子漬が似合う、ということでいっしょに入手しました。美富久酒造の若主人からは、売上が半分ほどになってしまって大変苦しいという訴えを聞かせていただきました。消費税や所得税などの減税配慮は必須です。(写真撮影協力は田中松太郎さん、竹若茂國さん)。
私は2006年の知事選挙に立候補してから、滋賀県内各地を街宣することが大好きな自分を発見しました。マイクの騒音、という批判もいただきます。確かにそのような批判はまっすぐ受け止めますが、地域政治の責任をもつ立場からは、かなり広い地域を、特に普段はバイパスなど広い通りをぬける地域にも、できるだけ密集した村中や町並みに、地域名を頭に入れながら、はいらせていただきます。
まさに「おかど口までおじゃまして」の訴えは、家並みや屋敷のなりたち、お店のしつらえなど、すみずみまで工夫された暮らしぶりをみせていただくことができて、地域の未来に責任をもつべき政治家としては、地域ちいきのすみずみまで、馴染ませていただき、愛情をもたせていただくことが大切と改めて感じています。皆さん、マイク街宣について、ご意見がありましたら、お願いします。