「カワラナデシコ」を刈り残して、草刈り作業をしていただいた皆さま、ありがとうございました。おかげさまで元気に可憐な花が咲き始めました。6月25日。
わが家の前のびわ湖岸の公園の草刈りは毎年6月です。浜の野生貴重種であるカワラナデシコはこれからが花の季節。タネができる前に刈り取られてしまうと、生息場所がひろがらず、来年の芽がでにくくなります。毎年、この時期の草刈り日程が気になります。大津土木事務所に6月上旬に問い合わせると、6月21日までには草刈りに入ると!!
おっとっと、6月13日まではびわ湖音楽祭で大忙し。6月14日から21日まで国会と九州熊本県での流域治水調査と講演出張!!白い園芸用ラベル購入の時間もない。急遽、6月13日の晩、家にある割り箸、白い封筒、ビニール袋を重ねてホチキスで止めて夜なべで200本作り、14日の早朝からしるしを立てて国会へ!!全部まとめて刈り取るのと比べて、白いしるしのあるところを刈り残すのはとっても手間がかかります。
21日の晩、びくびくしながら自宅に帰り確認。きちんと白いしるしのあるところが刈り残されている!しるしを立てきれなかったところも、ナデシコの茎の特色を見極めていただき、刈り残してある。感動!翌朝、作業をしておられる皆さんに深くお礼をのべると、「カワラナデシコですね」と名前も覚えてくれました!ありがとうございます。生き物を大切にする滋賀県土木部の関係の皆さんに感謝です。