びわ湖西部、滋賀県湖西地域の魅力を静かに発信する「蓬莱マルシェ」にようやく伺うことができました。湖西線蓬莱駅前にある共同作業所「蓬莱の家」は、一般企業では仕事をしにくい人たちの仕事の場を提供している事業所です。この事業所の皆さんが主催をして毎月第一日曜日に「蓬莱マルシェ」を開催。今日伺って発見したこと。まさに徹底ローカルとグローバルが当事者の思いでつながっています。山と湖に囲まれた畑での有機農業や手作りパン、琵琶湖の魚をその場で天ぷらに!そして極めつけは、琵琶湖の銀ブナをラオス風料理に!!。普段なかなかあえない孫と息子にも偶然あえました!来月も楽しみです。写真家の山崎純敬さん、蓬莱の家の岡本泰士さん、漁師の駒井健也さん、ラオス研究の小松聖児さんありがとうございました!6月6日。
50年前、私自身命がけでアフリカに行った時代の切実さは見えず、グローバルはまさにローカルに根付いています。東南アジアのメコン川流域文化を誇るラオス料理に琵琶湖のフナを使った蒸し料理。葉っぱが新鮮。小松亭さんの蒸し料理のモック、ラオス風味を夕食にいただきました。また都会育ちの学生さんが琵琶湖漁師を目指して、会場の最も目立つところに琵琶湖の魚を水槽いっぱい泳がせて、それをその場で天ぷらに!残酷!でもおいしい!命を“いただく”その新鮮な、そして神聖なる思いを子どもたちはきっと実感しているでしょう!駒井さん、ありがとう!
有機野菜づくりもユニークです。野菜の手入れがしやすいように箱型のミニ圃場をつくり、そこには「混植」をして、相性のいい植物同士を組み合わせて「共生」を促すという伝統的農法もとりいれています。昔からたとえば田んぼの畔にマメ科植物を植えるのは、豆科類の窒素固定能力を活用して、生育促進につながるということもあります。草丈の違いを利用して株元のあいた空間を利用したり、生育速度の違いを利用して野菜が大きくなる前に別の野菜を栽培するなど、空間を有効活用することで、トータルの収量が増加します。企画当事者の加地玄太さんはレク中で話ができませんでしたが、農学の基本を工夫した家庭菜園、子どもサイズの農園は友だちとの会話もふえそう!玉ねぎとニンニクと山椒の実いただきました。翌日の鮒ずしスパゲティに甘い玉ねぎとニンニク、山椒の実を堪能。