最後のご案内です。例年になく早い梅雨入りで皆さん、いろいろ心配していると思います。明日、5月31日の「第二回流域治水シンポジウム」最後のご案内です。水害を「自分事」として、水害で命を失わない住民としての覚悟、備えを、昨年7月4日に50名もの溺死者がでてしまった熊本県、球磨川流域の被災住民の当事者の皆さんからの生の声をお届けします。それぞれの発表資料は下記のアドレスから取り出し可能です。それぞれに、大変迫力ある、地元被災者住民ならではの発言ばかりです。
また河川から溢れる洪水を、専門家として行政マンとして受け止めてきた、流域治水の第一人者、島谷幸宏さんの基調講演も見事です。「理論と実践」、この両者の経験を駆使しながら、この4月から熊本県立大学の「緑の流域治水政策室」の室長として、覚悟をもって挑戦しています。
まずは下記アドレスから資料をダウンロードください。そこに「質問項目」もあります。コロナ禍の中でのオンライン開催ゆえ、直接の質疑応答が困難ゆえ、あらかじめ質問項目をお寄せください。できるだけ、丁寧に対話をさせていただきます。
球磨川、熊本県からの、流域治水最前線のお声をきいてください。そして、日本中、各地での命を守る仕組みづくりに皆さんのお声を寄せてください。
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第2回流域治水シンポジウム開催のご案内
「何が生死を分けたのか?」住民主体の流域治水を提案する
(令和2年球磨川流域豪雨被災地域からの発信)
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■日 時 : 2021年 5月31日(月) 14時~16時30分
■場 所 : オンライン会議システムZoom配信
■主 催 : 流域治水シンポジウム実行委員会
■お問合せ先: 流域治水シンポジウム実行委員会事務局
(参議院議員 嘉田由紀子事務所)
TEL 03-6550-0815
FAX 03-6551-0815
<次 第>
14時 開会挨拶 篠原孝 衆議院議員 (シンポジウム実行委員長)
14時5分~14時45分
第一部:基調報告 島谷幸宏(熊本県立大学特別教授)
「球磨川の水害と流域治水」
(14時45分~15時 休憩)
15時~16時
第二部:個別報告 溺死被害者調査の結果から命を守る流域治水政策を提言する
講演① 地区別調査下流部から:森林と瀬戸石ダムの影響を考える
つる詳子(八代市、自然観察指導員)
講演② 地区別調査中流部から:令和2年7月豪雨災害 球磨村からの報告
市花由紀子(「7・4球磨川流域豪雨被災者・賛同者の会」会員)
講演③ 地区別調査人吉盆地から:実態調査から何を学んだか
木本雅己(「清流球磨川・川辺川を未来に手渡す流域郡市民の会」事務局長)
講演④ 環境社会学的被害者調査の方法と経過~流域治水は住民主体で~
嘉田由紀子(参議院議員、日本環境社会学会元会長、前滋賀県知事)
(16時~16時10分 休憩)
16時10分~16時30分
第三部:質疑応答と球磨川水害からの宣言文(進行:嘉田由紀子)
木本千尋(「7・4球磨川流域豪雨被災者・賛同者の会」メンバー)
16時30分 閉会と感謝の辞 篠原孝 衆議院議員 (シンポジウム実行委員長)
<流域治水シンポジウム実行委員会メンバー>
■委 員 長 篠原孝
■副委員長 阿部知子 近藤昭一 大河原雅子 上田清司 高橋千鶴子
■委 員 泉健太 黒岩宇洋 西村智奈美 道下大樹 小池晃 田村貴昭 舟山康江 ながえ孝子 塩村あやか 田島麻衣子 武田良介
■事 務 局 嘉田由紀子
(敬称略・順不同)
協 力 :公共事業チェック議員の会
運営協力:農文協プロダクション
拓殖大学政経学部教授 関良基ゼミ