Facebook 2021年4月11日 参院広島再選挙 宮口はるこ候補の応援

参院広島再選挙で、宮口はるこ候補の応援にかけつけました。2019年参院選をめぐる大規模買収事件で有罪が確定した河井案里前参院議員=自民党を離党=の当選無効に伴う参院広島選挙区再選挙。野党統一候補の宮口はるこさん(45)と自民党の西田英範さん(39)=公明推薦=の実質的には与野党一騎打ちです。2週間ほど前に議員会館にご挨拶にきていただき、「子育て、女性政策」や「金権政治打破」という政策に共感をして、4月10日、広島まで応援にかけつけました。
半日ごいっしょさせていただき、離婚後シングルマザーを経験して今、共同養育・共同親権を実現したいと強く願っていることもわかりました。何としても国会に来ていただき、仲間として活動したいと強く願う素晴らしい「懐の深い」候補者です。皆さん、広島県にお知り合いがおられたら応援ください。4月10日。また長いです(1500文字、すみません)。
「小さな声を政治に届けたい。私自身が学校で、職場で、行政とのやり取りで、この声誰に届けたらいい、誰に言ったらいい、誰に聞いてもらったいい。だからこそ、小さい声を聞ける、代弁者になりたいと思った」と表明。「今回の再選挙は金権政治にNOだと、しっかり皆さんに意思表示をしていただかなければいけない大事な選挙。行かないことで意思表示をするのではなく、しっかり意思表示をしてほしい。そして、変える勇気をもってください。その先へ、一緒に進んでいきましょう」と街宣スポットで訴えていました。
私の応援ポイントは二点。一点は、よくぞ女性としてしかも子どもさんを三人もかかえながら政治の世界に踏み出す決意をしてくださったというお礼と期待です。そもそも自民党地盤の強い選挙区。私自身の2006年の滋賀県知事選挙では、相手は現職で自民党・公明党等巨大組織に支えられた軍艦、こちらは組織もなく手漕ぎ舟でした。
軍艦は重油がないとうごかないけど、手漕ぎ舟は一人ひとりの漕ぎ手の思いと熱意で動かすことができる。特にしがらみ型組織選挙に対して、まさに「投票所の鉛筆一本の勇気」で金権政治の打破はできる。「鉛筆もったらはるこ!」と広島から、広島カープの赤色をシンボルに広げていってください、とリズミカルな声が届く選挙を提案しました。
もう一点は、女性としての生き方には多様な選択肢があるということを実践してほしいということ。18歳になる双子の子どもさんふたり、一人は強度の発達障害をかかえている。年子の三人目の子どももいる。それで政治に出るの?80歳になる両親は「あなたのできることをやりなさい、応援するよ」と支えてくれている。三人目の子どもさんは「お母さん早くかえって」と寂しがる時にはしっかり抱きしめ応えてあげる。
三人の子どものお父さんは医師ということですが理由あって離婚をした。でも子どもの世話、特に障害をもった長男さんの世話には元夫にもささえてもらい「離婚後の共同養育」を実践している。日本の民法が、単独親権ではなく、共同養育·共同親権になってほしいと訴えていました。そしてシングルマザーだが、実質的に再婚を考えている人もいる。多くの人に支えられながら、政治家への挑戦を覚悟したという。
懐が深くあっぱれです。既存の家族、親子の在り方にとらわれずに、自分が直面した現実から、周囲の人たちを巻き込み、まさに多世代のど真ん中の責任世代として、また責任母親として、子ども育ての基盤を崩さず、ふんばって前に進む。子どもの幸せを第一に優先して、周囲の人たちと<新しい拡大家族>を作る。父子、親子分断ではなく、離婚後の父子交流も繋げながら、今の時代にふさわしい、これからの母親モデルだ、と思います。
海外ではそもそも「ひとり親」という概念はほとんどありません。親は必ず二人存在する。離婚、再婚をくりかえしながらも「ステップファミリー(義理親を含む家族)」として多様な家族の幸せの形を模索している宮口候補には、その経験をぜひとも国政での子育て・女性・家族政策に活かしていってほしいです。
投票日は4月25日。あと2週間、参議院選挙の長丁場、皆さん、心に響くところがありましたら是非とも応援ください。
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