Facebook 2021年3月27日 「第3回びわ湖音楽祭開催」

「琵琶湖周航の歌」が大正6年(1917年)に誕生して100周年。次世代にこの歌を伝えるために1番の大津から、2番の近江舞子と音楽祭をつないできました。3番の今津が、コロナ禍で延期されていたのですが、ようやく今年の6月13日(日)に開催されることが決まりました。本日、滋賀県庁で加藤登紀子さんたちが参加をして記者会見。チケット販売も本日からはじまりました。びわ湖芸術文化財団と実行委員会とが共催です。まだ少し先ですが、どうか皆さま、6月の今津にお越しください。また今日は三日月知事もお時間をとってくださり、面会できました。うれしかったです。3月26日。
会見では登紀子さんが、ご自分のひいおじぃちゃんが琵琶湖辺の守山市木浜出身で、琵琶湖と縁が深いことなどを語りながら、100年前の若者、小口太郎がふるさとの諏訪湖への思いもこめて、当時の三高の学生として、19歳の時につくった歌の価値を解説。今も、「われぇはうみのこ・・・・」と滋賀県だけでなく、全国の愛唱歌になっている意義を語って下さいました。
また音楽祭の実行委員長の中谷満さんは、もともと大阪フィルでティンパニ奏者として活躍しており、今は相愛大学の教授をしながら、滋賀県音楽振興会の会長をしてくだっております。高島市内の中学生などもまじえたアマチュアオーケストラや、子どもたちよる針畑源流太鼓、長浜バイオ大学の市民コーラスの皆さんと、「県民参加」の部を構成してくださる思いを語っていただきました。コロナ禍をこえて「心の栄養を」と熱く語っておられます。
実行委員会副代表の谷口浩志さんは、もともとマキノ町のお住まいで、地域活動を盛んになさっており、全国の近江商人の大会では、北海道から九州まで、皆が周航の歌をうたって盛り上がる様子を紹介くださいました。実は、谷口さんは2001年にマキノ町海津で子どもたちと触れ合いながら登紀子さんがつくってくれた「生きている琵琶湖」の産みの親のひとりでもあります。今もお孫さんが、湖上カヤックをしながら、「生きている琵琶湖」をうたってくれているということ。
第一回からこの音楽祭の人気グッズがあります。琵琶湖の淡水真珠をあしらった「びわこピンズ」です。ファブリカ村主宰のアーティスト、北川陽子さんのデザインで、神保真珠さんがビンテージ真珠を付けてくださいます。第一回は琵琶湖の形に大津のところに真珠、第二回は、雄松碕の「赤い椿」にちなんで椿柄、そして今回は今津沖でたくさん捕獲される琵琶湖の固有種「ビワマスピンズ」です。
全体進行は事務局長の八木良人さん、また題字は草津在住の書師秀漣さんのご協力をいただいています。会計は最も大事な隠れた力持ち、小松明美さんが引き受けてくれています。事務方準備の野田さん、皆さんのご協力でどうにかうごきだしました。
チケットは平和堂チケットセンター(今津、安曇川、和邇、堅田、坂本、長浜、彦根、敦賀)や大津市中心部では、びわ湖ホールチケットセンターなどで販売されます。500席限定です。遠方の方は、実行委員会にメイルか電話でご連絡ください。お急ぎください。
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