草津市には「パールプロジェクト」という女性活躍を推進する企画が平成26年からはじまり、これまで200名以上の方たちが、一歩を踏み出す活動をはじめています。12月15日にはそのリーダーである重原文江さんのご紹介で、10名の皆さんが、嘉田事務所で、「これからの滋賀での女性活躍」について、じっくり対談をさせていただきました。町の元気は女性から!! 12月16日。
内田雪絵さんは、英会話教室を主宰し、パールプロジェクトの事務局長等を務めながら、全体のまとめ役。海外での経験も長く、それだけに視野のひろい働きかけをしておられます。
駒村晃子さんは、塾経営会社で保育の重要性に気づき、保育資格を獲得。今は、未就学児の保育施設を草津や栗東でひろげており、「保育を通じて未来の主人公を育てる」活動に注力。
松村涼子さんは、シンガーソングライター!最近お孫さんもお生まれという経験者で、それだけに、親であることの気持ちや家族の困難などを歌にして皆さんにお伝えしています。
奥山弓子さんは、カルチャースクールを主宰。取得ライセンス100以上という多趣味をいかし、「自分らしく生きる女性は周りも幸せにする」とパールアクセサリーも広げています。
松井栄里さんは、グラフィックデザイナーの経験を活かし、滋賀県の自慢の場所満載の「滋賀コレかるた」を最近自作。クラウドFで資金をあつめ事業化開始。各地で売り出します。
伊藤一美さんは、「飾り巻き寿司マスター」、滋賀県唯一のインストラクター。巻き寿司つくりを通して子どもたちの空間認識や食べ物づくりの自信を育てると前向きに挑戦中です。
鶴房桂花さんは、長浜市の休耕田を活用して栽培される蓮の花を活用して、「蓮アクセサリー」を制作・販売。泥の中から美しい花を咲かせる蓮は意味深くどんどん広がっていきそう。
間宮美樹枝さんは、実家の安土町に帰る機会を活用して、コミュニティカフェを開きたいという。特に子育てなどに悩む人がほっとできる居場所づくりのため各種免許を得て準備中。
佐藤梢さんは、合同会社をつくり、毎日を自分らしく過ごせるようパーソナルコーチング講座などを開催、女性や子どもが生き生き暮らせる社会づくりに心理学などからも支援。
1時間半ほど、じっくりとそれぞれの皆さんのご経験に根差した夢や活動を紹介していただきました。10人10色、見事です。草津市行政としては、このプロジェクトは一旦終了したようですが、つぎつぎとパール同窓会や後継組織が育っています。