高島市内の中学生250名が、びわこ成蹊スポーツ大学で陸上競技大会を開催。日々の練習成果を発揮したいと、雨中でのトラック競技やフィールド競技に走り・投げ・跳ぶ記録への挑戦をしてくれました。地元大学として、中学生の記録づくりに貢献できてうれしかったです。6月7日。
滋賀県内での陸上記録会は、陸上部の生徒さんだけが対象で、野球やサッカーなど陸上以外の種目の生徒は参加できないということ。しかし高島市だけは、すべての競技種目の生徒さんを対象に陸上競技大会を行い、潜在的な陸上スポーツ力の発掘に努めているということ。
ただ最近は中学校の体育の先生の数も減り、記録どりの人手も不足し、また中学校の校庭では雨がふったらぬかるんで開催できないなど、いろいろ困難があるということ。そこで、高島市にもっとも近いびわこ成蹊スポーツ大学としたら、地元の大学として、まさに「地産地育」のアスリート育てに貢献しようと、大学あげて、大会のお手伝いをすることにしました。
平日での授業の工面などを教員がしてくれ、陸上部の学生さんを中心に記録どりのボランティアサポートをし、大学あげて、中学生の大会を応援することができました。せっかくの大会で、雨の中での開催となりましたが、「地元中学校の校庭では雨ふりになると中止になるところ、全天候型のスポ大の競技場を借りることができてありがたい」という感謝の言葉をいただきました。
高島市内の中学校には、スポ大の卒業生で現役の保健体育教員がすでに3名います。こうして、大学の先輩が活躍する地元中学校の皆さんと、地域として横につながることができる大学であることをありがたく思います。
競技開催を継続して、高島の地元の生徒さんの潜在力発掘に力をいれてくださっている先生方に感謝です。「地産地育」でのタレント発掘、いっしょにがんばりましょう。