11月28日、「国民民主党滋賀県総支部連合会・結成大会」に来賓参加。この8月以降、国政政党の離合集散にあわせて、滋賀県内の旧民主党系の県議・市町議・連合会員の皆さん等の間で血のにじむような話合いの結果、11月21日の「立憲民主党滋賀県総支部連合会」に次いで、国民民主党も動き出しました。来賓参加で、エールを送らせていただきました。11月29日。(1300文字、長いです)。
まず常任顧問の川端達夫さんの挨拶。政党とは共通の原理を持って政策実現をするために政権獲得をめざす集団と定義。「政権獲得を目指さない政党はネズミをとらないネコのようだ」と言っておられた元民社党党首の西尾末広さん。2009年の民主党政権交代の時に川端さんが何度も紹介されていました。その西尾さんの座右の銘「百折不撓(ひゃくせつふとう)」が記された西尾さん自筆の色紙額を、県連代表の斎藤アレックスさんに渡されました。
川端さんらしい、思いがこめられた伝達です。「百折不撓(ひゃくせつふとう)」とは、「何度失敗して挫折感を味わっても、くじけずに立ち上がること。どんな困難にも臆せず、初めの意志を貫くこと」。今の国民民主党滋賀県総支部連合会の結成大会にふさわしい贈りものと思います。
その後、立憲民主党滋賀県総支部連合の田島一成会長、連合の柿迫会長、そして参議院議員として私が応援の来賓挨拶に立ちました。私は、今、日本だけでなく地球規模での温暖化問題や新型コロナ感染症の広がりで、人類として未知の世界に突入している。こういう時代だからこそ学問や科学の力が必要なのに、今の自民党政権は自己都合で学問と科学を軽視、思想統制して、日本の未来を破壊している。野党の結束を、と訴えました。
その後、玉木雄一郎代表がミニ講演。データつきでとってもわかりやすい講演でした。平成にはいって日本の経済的地位は国際的に下がるだけでなく賃金水準も低くなり暮らしが苦しくなっている。もっとも大きな問題は、科学技術や教育への投資が軽視され、次の世代に借金をつけまわし、まさに「財政の幼児虐待」である。それだけに国民民主党は、今困っている人や弱者の支援に加えて、子ども国債を発行して「教育と科学」に投資をして、子ども、若い世代、働く人への応援を政策の柱とすると表明しました。(玉木雄一郎著『令和ニッポン改造論』(2019年)にまとめられています)。
最後に、幹事長に就任した河井昭成滋賀県議が、規約や役員人事について紹介。代表は斎藤アレックス(衆議院選挙公認予定候補)さん、副代表は土肥浩資(草津市議)さん、常任顧問が川端達夫(元衆議院副議長)さん、幹事長代理は船本力(大津市議)さん、副幹事長に早川浩徳(高島市議)さんなどの役員が紹介され、斎藤アレックスさんの覚悟表明等でまとめられました。
衆議院選挙はどんなに遅くとも来年の10月までには行われます。滋賀県から、国民民主党、立憲民主党等、有権者の皆さんのお力で、一党独裁の自民党政権に対して、バランスをとり、未来にむけての政治ができる野党議員を何としても増やしていただきたいです。高島市議選は来年1月です。公認の早川さんの応援をお願いします。