Facebook 2020年9月12日 「旧民主王国」滋賀のあらたな出発

9月12日「旧民主王国」滋賀のあらたな出発です。次世代先取りの民主党政権時代の政策は、今や自民党の政策となっています。滋賀から次の新しい政策提案を!政局的には、国政での立憲民主党と国民民主党がそれぞれに解党して、新立憲民主党が枝野幸男代表のもと149名の大政党となって9月15日に発足します。同じ日に新国民民主党も玉木雄一郎代表のもと13名で発足のようです。(1300文字です)
国の流れに応じて、滋賀県の国民民主党も解党をして、次期衆議院選挙の予定候補者のうち、第1区の斎藤アレックス氏は無所属の立場で、第4区の徳永久志氏は、新立憲民主党に参加することを決定し、11日に記者会見。市議・県議21名のうち9名は新党に参加、5名は不参加、7名は未定となりました。
記者会見で徳永久志県連代表は、「永年苦楽を共にしてきた仲間ばかりであり、できればみんなで一緒の道を次のステージでも歩みたかった」と涙ながらに語りました。深い思いは共感を誘いました。2007年から2012年まで衆議院4名・参議院2名、国会議員6名がすべて民主党だった滋賀県。
2006年から2014年まで滋賀県知事を務めていた時、「子育ての社会化」「女性活躍」「格差是正」「高等教育の無償化」「コンクリートから人へ(ダムから流域治水へ)」「環境重視政策」「地域主権改革」など、知事として目指す政策方針が、民主党政権与党の方向と一致しており、大変やりやすい時代でした。それだけに子育てや教育、環境、治水政策などで成果を出すことができました。
民主党時代を安倍総理は繰り返し「悪夢の民主党」と批判しておりました。組織の一体性のなさなど、問題はあったかもしれませんが、当時の民主党政策のうち、特に子育てや女性活躍、格差是正や流域治水は、今やかなりが自民党政策のど真ん中にあります。総裁選挙の政策議論で、石破、菅、岸田三名の政策議論をみながら振り返っています。
では、今の新立憲民主党や新国民民主党に、未来を先取りする政策が見えるのかどうか。ここがふたつの新党の正念場と思います。そして今後期待したいです。コロナ禍で世界中の経済、社会が疲弊する中、幸い死亡率も欧米と比べて二桁少ない日本社会、その強みを検証し、今後の政策に活かすことも重要です。
またそもそもコロナのような感染症は、行き過ぎたグローバル化、行き過ぎた環境破壊のしっぺ返しともいえます。地球規模での環境保全や生物多様性保全など、人間と環境の共生も今後の人類の大きな課題です。琵琶湖という大自然をどまんなかにおいた滋賀県の経験を足場に、新党の政策に未来への展望を皆でふきこめたら、と願います。
さて私自身の立場です。昨年7月に野党共闘の結果、参議院議員の議席をいただき滋賀県唯一の民主党系国会議員となりました。今後の衆議院選挙や、県内の市議、県議すべての皆さんと等距離で、次の大きなかたまりをめざしての接着剤となるために、いずれの新党にも参加せず無所属を選びました。なおチームしが県議団やそれぞれの市や町の会派構成に変化はありません。
皆さんの積極的なご意見をうかがいたいです。
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