「琵琶湖周航の歌誕生100年」なぞり周航二日目。「♪今日は今津も♪長浜も!」 元歌の「今津か長浜か?」とは逆に、今津では100年前の小口太郎さんたちが乗った木製の「再現フィックス艇」に加藤登紀子さんが乗船。今津浜での大歓迎を受ける。歌碑前での合唱とともに「周航の歌コンクール」にも参加、舞台上で合唱。その後、長浜へ移動。新しい歌碑の除幕式に参加、琵琶湖辺に8つの周航歌碑が誕生しました。6月25日。(また長いです:微笑)。
今津では小口太郎さんたちが乗った木製の再現フィックス艇に加藤登紀子さんに乗ってもらって上陸することを企画。実はこのボートは琵琶湖周航に格別の深い思いをもっていた元京阪電鉄社長の佐藤茂雄さんたちが10年ほど前につくられたものですがほとんど使われませんでした。2年前に亡くなった佐藤さんの写真を持ち寄って仲間たちが今津浜で佐藤さんの霊に語りかけました。
今津の浜辺には福井正明高島市長、上原重治教育長が花束をもって出迎えてくれました。地元幼稚園の子どもたちがつくってくれた紙のメダルと旗をもった住民の方たちで、浜辺が埋まりました。周航歌碑の前での合唱にあわせて、ちょうど今日高島市民会館で開催されている「音楽祭合唱コンクール」の舞台で、近江舞子から到着した京大クル―といっしょに、6番までを歌う。そのあと登紀子さんと私とでミニ対談。
午後には長浜へ移動(ボートではなく時間の都合で車で)。長浜農業高校の艇庫に集合。長浜農業高校ボート部の現役高校生やOB、また滋賀大学ボート部OBの皆さんが3艇のボートを準備してくれて登紀子さんが乗船、豊公園の浜辺にボートで花火の合図とともに登場。
地元住民の皆さんが多額の浄財を集めてつくったガラス製の周航歌碑の除幕式。長浜らしく薄緑色のガラス製。日本の夕日百選に選ばれた浜辺にちなんで、まさに「恋人たちの聖地」になってほしいと願います。「ラブ・チェア」と名付けたらとコメント。子どもたちといっしょに風船をとばし、登紀子さん、藤井勇治長浜市長、Lefaの北川さんたちと記念写真。
6月25日の新聞各紙の記事を集めて切り抜きをつくり、関係者に配布。京大OBの動きに焦点をあてる記事が多い。数多くの取材をしていただいているのは大変ありがたいですが、今回のこの企画のねらいである「住民参加」で伴走しているグループや地元での歓迎行事にはほとんど関心がむけられていないところはかなり残念です。