「和紙ジャケット」で多様な色と人の出会いを楽しむ会に28名が集合!。草津市エストピアホテルで実現。11月2日
集合写真、ご覧ください!真っ白のウェディングドレスを囲んで、色とりどりのジャケットの男女たち。女性たちはうす色ピンク、濃いショッキングピンク、オレンジ、びわ湖ブルーにグリーン・・・。男性たちもオレンジやパープル、濃いブルーに薄いブルー・・・。この色とりどりのジャケットが和紙からできているんです!ジャケットの色が多様なだけでなく、それぞれの職業、仕事、趣味、こだわりも多様!楽しい時間でした。草津市地元の橋川渉市長や駒井千代県議も参加。
それぞれの自己紹介の後、最後には、いつか、みんなでびわ湖ホールのホワイエで、コンサートの幕間に琵琶湖と比叡山をバックに沼尻監督や山中館長にもジャケットを作ってもらって「和紙ジャケット大集合!」の会をやろう、ともりあがりました。来年3月2日・3日のワーグナーの大作オペラ「ニーベルングの指環」に集合!と元気よく昨日は分かれたのですが、残念!すでに両日ともチケットはすべて売り切れ!ほかのコンサートの企画、さがしましょう!
「このジャケット、和紙やで!」と近江鍛工の坂口康一社長から、茶目っ気いっぱいに紹介されたのはすでに5年ほど前。「本当に紙!?」と思わずさわらせてもらった時の、その柔らかな風合いと軽さ、そして意外とかたい質感。「おもろそう!」と注文を思いたって、古川与助商店さんの河村朱実さんに連絡。そしてまずは、私のシンボルカラーのターコイズグリーンに色染めをしてもらい、へちまエリのジャケットを注文。
ボタンやボタンホール、ネーム等、選べるのがうれしい。随分着回しました。びわスポ大学長時代の公用顔写真にも活用。そして昨年には、同じ色でスカートの上下スーツを注文。布の性質からスラックスには合わないらしい。スカートはok!その時の我が家の庭で写した写真もひっぱりだしました。注文でディーテイルのこだわりが実現できるのがうれしい。三日月知事のジャケットはびわ湖真珠を生み出すイケチョウガイの貝ボタン付きとか!
そもそも古川与助商店さんの根拠地は滋賀県大津市桐生地区です。ここは江戸時代から、和紙の雁皮紙(がんぴし)を製造していた歴史あるところ。 この地区には大正時代には紙漉き業者が17戸もあったということで、こうした紙の歴史ある土地柄の中、西陣織で着物の帯になる金銀糸の素材である糸づくりをしてきた、その技術を活かしての和紙布です。
伝統的な和紙技術を受け継ぎたい、という一心で地場産業の伝統を守りながら時流に合った新しい物づくりに魂を燃やしておられる河村さんご姉妹の挑戦を応援していきたい、と昨日は皆で心をひとつにしました。遠路は東京からもかけつけておられました。ひろげていきたいですね!