「命を守れなくてごめんね!痛かったでしょう、つらかったでしょう。」とゆっくりと手をあわせ、伊藤雅宮くん(2)と原田優衣ちゃん(2)、おふたりのご冥福を祈らせていただき、怪我をなさった子どもさんや保育士さんの一日もはやいご恢復をお祈りいたしました。5月11日。
夏のような日の光がかがやく琵琶湖岸、遠方には比叡の山なみ。大津市大萱6丁目の交差点。まるくて可愛い赤色と黄色のガーベラの花束をおそなえさせていただきました。「やすらかにねむってください」と心をこめたお手紙もありました。子どもさん連れのお母さんやお父さん、友人とつれだってこられたような高齢の女性・・・。
大津市内、びわ湖ホールの横の花屋さんでは、「横浜から来られたと言う方や、京都からという方、随分遠くからも、お見舞いに来てくれているようですよ。私たちもショックです」と言っておられました。
県道の交差点には、黄色と黒の円柱型の緩衝材。滋賀県道路課が、9日夜に設置したという。今日も直進の車、右折の車、ひっきりなしに通る。ある新聞社の調査によると1時間に330台が通り、120台が右折をしたという。
近江大橋の無料化、ショッピングセンターの開場、琵琶湖を渡る橋は3本しかなく、増える交通量に道路管理者として対応ができていたのか?かつての知事としての責任を感じ、何としても今後の事故の再発防止に警察や行政、力をあわせていただきたい、とあわせて祈りました。