Facebook 2022年4月9日 満開の桜とともに、ようやく新しい「橋板くん」が復活

満開の桜とともに、ようやく新しい「橋板くん」が復活、比良の地元の中村正さんと中村隆信さんが手づくりしてくださいました。琵琶湖辺の橋板は、集落別にいろいろなタイプがあるのですが、比良では自然の叉木を使って、それを板にはめ込むのに高度な技術が必要です。この叉木は山にはいって、形がぴったりのものを探すのが大変です。2月23日に盗難を発見。地元の橋板再生組合の中村さんたちに相談をして、ようやく、浜辺に桜とともに春がやってきました。これで、毎朝の浜での水一杯をいただき、足元をぬらさずに顔洗いができます。4月9日。
コロナが一段落したら、子どもたちを呼んで、浜辺でのお茶会、SUP、カヤック遊びをしたいですね。子どもにとっては、たった3メートルの橋板でも、飛び込みには最適です。
以前も紹介しましたが、2017年5月に、地元の関島秀樹さんがつくってくれた「橋板のねがい」という歌、橋板の文化的意味を歌ってくれました。
♪遠い遠い昔から 近江の西に住む人は
♪湖岸に小さな板を渡して 暮らしの知恵を活かしてきた
♪豊かな浜の恵みを 大切に守ってきた
♪米を研ぎ ものを洗っても 汚れるものは流さない
♪水は大地をうるおし 湖(うみ)に注いでゆく
♪暮らしと琵琶湖をつなぐ命の板を 橋板と呼んだ・・・
先頭に戻る