8月18日 第16回全国地方議員交流研修会

第16回全国地方議員交流研修会」という会合に講演招待をいただき、熊本市訪問。8月17日にはまず沖縄県の玉城デニー知事の講演から始まり、18日には農林漁業の復活、全世代型社会保障、水俣から原発へ、防災と復旧・復興などの分科会。二日間で50名を超える地方議員の方たちと名刺交換をし、全国の皆さんと交流を深めることができ、国会議員活動への期待もいただきました。8月18日。(長いです)。

玉城デニー知事の講演は「沖縄から考える多様性の力・民主主義の未来」。ご自身の生い立ちを率直に語られ、父親を知らない中でも母親に加えて親戚の中で育てられた人びとのつながりへの深い信頼を語られました。今の普天間・辺野古問題の困難な課題に前向きに向き合える強くも暖かい人間性はその生い立ちの中で育てられたのではと教えていただきました。デニーさんとは2012年以来の出会いでした。

 

辺野古問題の本質である「日米地位協定」の不条理性は、ドイツ、イタリア、ベルギー、イギリスとの比較表に如実に現れています。

米軍の犯罪や航空機事故等にも、日本の国内法が適用されず、管理権が及ばない問題は戦後一貫して改善されることがありません。昨年の全国知事会での「米軍基地負担に関する提言」は一条の光であり、安倍政権が本格的に向き合ってもらいたいと強く訴えておられました。

私は、17日には「命をつなぐ政治をもとめて〜知事8年の経験から参議院議員へ」として、人口減少問題や災害対策で、滋賀県が進めてきた政策を国政へ展開したいと訴えました。また18日の分科会では、「滋賀県における原発リスクと卒原発・地域エネルギービジョン」として、2011年以降の滋賀県政策を紹介させていただきました。

今回の会合で最もショックだったのは、水俣市では、チッソ系の市長が誕生し、市議も自民系が増え「水俣病」「公害」という言葉が市の組織や文書から消えてしまったということです。

具体的に今年6月議会では「公害環境対策特別委員会」の名称が「環境対策特別委員会」となり、市の組織名も「水俣病・もやい推進室」が「環境もやい推進室」と変わり、水俣病問題そのものを行政としても消し去ろうとしているようです。今は亡き、私自身も深いお付き合いをいただいた患者さんの杉本栄子さんや雄さん、また石牟礼道子さんたちがあの世からどう思っておられるか、、、心が痛みます。

沖縄、原発、そして水俣、また今進みつつある消費税増税や社会保障の劣化。時代時代の国策がいかに地域のくらしを破壊してきたか、破壊しているか、その加害の構造を政治的な一強体制の中で隠して、黙らせようとしているその執拗な弱いものいじめが、地域地域で進んでいること、改めて学ばせていただいた会合でした。

その根深さを自覚し、政治を変えていくエネルギーを地方の現場から国政へと盛り上げていこう、という方向を確認できた会合でした!

 

 

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