Facebook 2019年5月17日

40年の時を経て、八木仁くんと橋本夢さんの麗しい結婚式に、息子修平とともにご招待いただき、うれし涙の母の日。仁くん、夢さん、おめでとう!京都東山の緑薫る森の中、幸せのお裾分けをいただきました。仁くんの誕生日、母の日、そして大安のトリプルデイ。マリヨお母さん、妹の夕菜ちゃんもおめでとうございます!5月17日

八木仁と嘉田修平、大津市立比叡平保育園でゼロ歳児仲間。母親の八木マリヨさんは、日本文化の神髄ともいえる縄に魂を込めた、すでに国際的に活躍する芸術家。私は琵琶湖研究所にはいりたての新米研究員。比叡平保育園は、比叡のお山をのぞむ森に囲まれた大津市立保育園。ゼロ歳時はふたりだけ。5歳の真平お兄ちゃんもいっしょに入れて、保育士さんも畑づくりなど自然いっぱいの自由保育を重視。「待機児童」を脱出して到着した安住の子育ての地。

 でもマリヨさんも私も、寸暇をおしんで仕事をしたい性質(たち)。仁くんに妹の夕菜ちゃんが産まれ、我が家もマリヨさんのところも二人ずつ。ということで、「共同保育」方式を編み出す。1週間のうち、月水金はわが家が4人を連れ帰ってご飯とお風呂。8時すぎにマリヨさんが迎えにくる。火木土は逆にマリヨ家でご飯とお風呂。誕生日なども一緒にお祝をし、時として週末は琵琶湖に比良山に、と魚つかみや虫とりに!比叡平小学校もプールにモリアオガエルが卵を産んだり、自然いっぱい・・・。

中学校からふたりとも京都に出て、仁くんも修平もそれぞれの道へ。仁くんはカナダでの高校、イギリスでの大学・大学院を経て、今は京都で、独立フォトスタジオや和風ゲストハウスを経営するアーティスト。修平は、地元の大学・大学院での昆虫の研究者を経て、今は大津市議会議員として地域の幸せづくりに貢献したいという政治家の卵。それぞれの人生を歩みはじめ、不惑の年の仁くんの新しい門出を祝う。夢さん、仁くん、お幸せに!

マリヨさんはこの40年、芸術家として、女性として母親として、またその間に癌の大病も患い、大変な荒波を超えてきました。私も学者から政治家へと、やはり二度の癌を経験して、あまり前例のない道を歩んできました。でもふたりとも一致したのは、「心やさしい子どもたちに恵まれて、ありがたい、幸せだね!」という安堵感・・。それぞれにここまで支えてくださった皆さんに感謝の、「ふたりの母の日」でした。

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