Facebook 2019年5月18日

60?歳の誕生日に記念すべきアジア・アフリカ支援米田植えに参加。「食みどり、水を守る滋賀県民会議・連合滋賀・全農林滋賀分会」の皆さんの主催でした。比叡山の麓、仰木の棚田で育てた米を、アフリカの子どもたちに送ります。秋の収穫が楽しみです。県議の江畑さん、連合滋賀の柿迫会長さん、そして主催者の皆さん、ご苦労様でした。5月18日。

お誕生日のお祝いメッセージ、ありがとうございます!たくさんの皆さんからの祝福に感謝です。私自身は、まだまだ少女の感覚、いっぱい挑戦したいことがあります(微笑)!なによりも、1950年、戦後の食料不足のなか、私を産み、結核闘病の中で大事に育ててくれた、今は天国の母に感謝です。1920年生まれ今生きていたら99歳です。

仰木の棚田米は、比叡山からの水が冷たくてなかなか肥料効果もなく、だから味がいいとお世話くださっている辻さんのことば。今日植えた田んぼは約5畝(一反の半分)で、4俵(240キロ)くらいの収穫だろうということ。西アフリカのマリに送られるという。1キロたとえば5食分として1000食分くらいになるでしょうか?

私が学者時代に毎年調査に通っていたアフリカのマラウイ湖岸の村なら、お米はとっても大事なご馳走で、年1ー2回しか子どもたちの口にはいりません。去年、アフリカ研究の若い仲間と出版した本が手元にありますが、湖の固有種の魚を食べたい子どもたちと、生物種として保全したい学者や政府との確執を書きました。

子どもたちは「固有種はおいしくない」と言いふらして、あえて食べないという自己納得の理屈を作り出していました。アフリカの子どもたちに、十分な食と安全な水と、いつも使えるトイレが必要です。人間としての基本的尊厳を!と叫び、何らかの手立てを!私が最初にアフリカに行った1971年、少女の時代からの思いです。

先頭に戻る