Facebook 2014年6月11日

「おじゃまします 知事です」(未来総括編 ③) 「成長産業の立地・操業支援」

6月10日(火)、朝に県庁を出発し、「おじゃまします!知事です」で、栗東市のリチウムエナジージャパンの本社・栗東工場を訪問する。

電気自動車などのリチウムイオン電池の開発・製造等を行っておられる、世界でも先進的な企業であり、環境先進県である滋賀県としても心強く思います。

この栗東工場は、新幹線新駅計画の中止という大きな政策変更に対する後継プランの一つの具体化に向け、環境関連企業として私自身、積極的に誘致をさせていただきました。

平成22年に工場建設に着工いただき、翌年完成。第二工場棟と合わせると延べ面積は10ヘクタールを超える大きさです。

会社概要や製造工程の説明いただき、栗東工場完成後、生産能力が飛躍的に伸びていること、車載用の商談が国内外で増えていることなどを伺い、大変嬉しく思いました。従業員の方も1000名を超えているとのことで、多くの女性も活躍されています。

実際に工場内にも入らせていただき、リーディングカンパニーとしてのノウハウと技術開発の努力がぎっしり詰まった製造ラインを見学。

低炭素社会づくりに向けたエネルギー社会の新しい時代が来たことを強く実感するとともに、成長産業の拠点が滋賀に立地いただいたことを誇りに思います。

今日は上岡社長とともに、親会社であるGS・ユアサコーポレーションの依田社長にもお越しいただいておりました。スタッフの皆さんもお忙しい中ご対応いただき、ありがとうございました。

また2006年に私自身が知事に就任以降の8年間に誘致した企業数は290件にのぼっており、前任者の8年間の誘致数に100ほどプラスできたことも確認しました。

滋賀県の企業立地に関する分析も、「強み」「弱み」「新たな機会」などもまとめて公表しました。「経済に弱い嘉田」という批判に対して、実績を確実に残せたことも本日の資料で公表させていただきました。

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