Facebook 2014年6月13日

「おじゃまします知事です」 (未来総括編 ⑨) 「おいしが うれしが による地産地消の推進」

6月12日(木)、今日は「おじゃまします!知事です」未来総括編として、県内3か所を訪問しました。

午前は、守山市にあるJAおうみ冨士ファーマーズマーケット「おうみんち」。

地元で採れた新鮮な野菜や果物を販売される中で、都市部の消費者に向けて地元の生産者の顔が見える工夫をし、安心安全といった信頼感に加え、農業を応援してもらおうと、農作業の体験や食育イベントを通じ、人間が生きる糧としての食そして農の大切さを伝えるなど、とても意欲的な六次産業化の取組を進めておられます。

取材や受賞歴も多く、まさに地産地消の拠点として、県が平成20年から実施している「おいしが うれしが」キャンペーンにとっても大変心強い存在です。

朝10時に到着しましたが、既に多くのお客さんで賑わっていました。尋ねると、市外からお見えの方も多いようです。来店客は昨年度に過去最高の47万人に達し、出荷登録者も500名を超えているとのこと。消費者も喜び、生産者も嬉しい、両者の「おいしが うれしが」そして「たのしが」をつなぐ場が、この「おうみんち」ではないでしょうか。

昼食をいただいた敷地内のバイキングレストランでも、新鮮な素材を使ったサラダや湖国の伝統的なお惣菜など、美味しく健康的な食事を楽しめます。今日も11時過ぎには席が埋まり始め、12時前にすでに席待ちのお客さんがいるほどの人気ぶり。

今日「地産地消の推進」をテーマに意見交換をさせていただいた関係者の皆様が、自信と誇りを持って、食と農へのこだわりや先駆的で実践的な取組についてお話くださるのを伺い、滋賀の農業の魅力、そして付加価値が大いに高まっていることを実感しました。

都市部に近い滋賀県ならではの、未来型農業の可能性をおおいに感じる訪問でした。次世代につなげる「食育拠点」としてもモデル的発信をいただき、県としての今後の展開をお約束しました。

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