Facebook 2014年6月14日

「おじゃまします 知事です」 (未来総括編⑫) 「北川ダム中止に伴う地元対応」

6月13日(金)。先週から13回シリーズで実施してきた「おじゃまします!知事です」(未来総括編)も本日最終日となりました。

午前中は、高島市役所朽木支所にて、「北川第一ダム木地山区対策委員会」「麻生区北川第一ダム対策会」の皆さんと対話です。

安曇川流域の治水対策として昭和40年代から計画、建設が進められていた北川第一ダムについては、私が知事就任後、マニフェストのお約束に沿って、平成24年1月にいったん建設を中止するという政策転換を決定しました。

それに伴う影響を緩和するため、周辺地域整備事業の策定を、地元の皆さんをはじめ、地元の高島市や関係機関と調整しながら事業内容をとりまとめ、平成25年3月には、木地山、麻生両地区のダム対策委員長と協定書を、高島市の福井市長と覚書をそれぞれ交わし、協定に基づいた周辺整備事業を実施しております。

最初に私のほうから、皆さんに地元で安心して暮らしていただけるよう道路整備や除雪対策、さらには地域のコミュニティスペースや健康づくりの場としても利用できる会館の整備など、各事業を確実に進めていることを報告させていただく。

皆さんからは、昨年の台風18号災害の経験や、早期の河川改修の要望などをお聞きしました。また、両地区に、移住された方やUターンされた方もいらっしゃるというお話も伺うことができました。

ダム中止という政策変更で、地元の皆さんに大きな迷惑をかけてきましたが、皆さんが自分たちの地域を守っていこうとされていること、大変ありがたく感じました。

今後も県としての地域支援の責任を果たすため、7月13日の知事選挙で県民が選ぶ知事に、地域振興の推進について引き継ぎすることをお約束をし、8年間の皆さまのご支援に感謝とお礼を申しあげました。

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