Facebook 2014年6月14日

「おじゃまします 知事です」  (未来総括編 ⑬)  「救急医療体制強化のための関西広域連合でのドクへり導入について」

6月13日(金)、午後からは、済生会滋賀病院にて「京滋ドクターヘリ」関係者の皆さんと対話。

ドクヘリについては関西広域連合において一体的な運航管理を行っており、現在、滋賀県は大阪府のドクヘリを共同利用しております。平成27年度早期には、京都府と滋賀県を対象としたドクヘリを済生会滋賀病院に配備する予定であり、ヘリポートの整備や搭乗人材の育成などの準備を進めております。

本日は、そのドクヘリに搭乗予定の医師・看護師の皆さんと、「救急医療に従事することになった動機」や「準備を進める上での課題や展望」などについてお話を伺いました。

塩見救急科部長からは「ドクヘリが入ることで県内どこに住んでいても救急時には高度医療が受けられる。県民の皆さんの期待に応えられるような運航をしたい」と心強いコメントもいただきました。また全国的にも、救急医療の拠点としての評価があがり、医師や看護師も集まりやすくなる、ということです。

2010年12月に発足した関西広域連合。私自身、毎月一回開催される委員会にはほぼ出席し、広域的な課題について構成府県・政令市の首長と意見を交わしました。

関西広域連合により、今回のドクターヘリなどの広域医療をはじめ、災害対応力の強化、海外からの観光誘客や産業分野の国際競争力向上、広域環境保全など、滋賀県だけでは難しかった施策も可能となりました。そうした施策も、現場を預かる皆さんの日々の努力によって実のあるものになると、本日の対話の中で改めて実感しました。

今後もドクへり現場での、県としての支援の責任を果たすため、7月13日の知事選挙で県民が選ぶ知事に、ドクヘリの利活用について引き継ぎすることをお約束をし、8年間の皆さまのご支援に感謝とお礼を申しあげました。

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