Facebook 2014年6月24日

滋賀県主催の日独エネルギーセミナーに参加。

6月23日(月) 午後、県主催の「地域主導のエネルギーヴェンデ(大転換)~南ドイツの市民エネルギー会社:ソーラーコンプレックス社~」と題した日独エネルギーシフトセミナーに出席。

東日本大震災の経験と、地域活性化につなげていくという観点から、身近な再生可能エネルギーの利用促進に向けて、地域、市民、事業者が主体となった取組が重要です。

昨夏にドイツを視察した際にそのことを痛感しましたが、今回、その時のご縁で、ドイツのソーラーコンプレックス社のベネ・ミュラー氏をお招きしました。

ドイツでの事例を紹介いただくことで、地域主導によるエネルギーシフトの在り方や、資源とお金が循環する地域づくりについて考える機会となればと企画したものです。平日にもかかわらず100名以上の参加がありました。皆さんの関心の高さがうかがわれます。

再生可能エネルギーの導入について「エコロジー的観点からだけでは人を動かせない」「徹底した調査で、経済的メリットを見せていくことが大切」などドイツでの経験に基づき、わかりやすいお話をしていただきました。

また、日本での再生可能エネルギーを導入するにあたり、必要となる土地や農地の面積、設備投資の額などを具体的に示し、実現可能性の高さを示してくださいました。

講演の後に、コメントをさせていただき、再生可能エネルギーの導入を進めるにあたり、行政の役割として①規制緩和などを進め出来るだけ邪魔をしない、②自治体の強みである総合行政で横につなぐ、③「頭の中を切り替える」という気運を高める、という3点が大切ではないかとお話しました。

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