Facebook 2014年6月27日

服部滋樹さん( graf 代表) と滋賀・びわ湖ブランドについて意見交換。なぜ外部評価が低く、内部評価は高いのか?

6月27日(金)午前中、明日の関西広域連合委員会・議会の事前レクなど庁内で執務を行う。

昼前には、クリエイティブユニット graf 代表の服部滋樹さんがご挨拶に来てくださいました。

滋賀県の知名度は私が就任直後一旦29位まで(47都道府県中) あがったのですが、その後だんだん下がり、最新のじゃらんの調査では44位とかなり定位に甘んじています。

ただ今回の調査では 外部評価にプラスして内部評価を尋ね、滋賀県は内部評価では24位と全国の真ん中あたりまで上がりました(グラフ参照) 。嬉しいことです。

知事に就任以来、琵琶湖の生態的価値や、仏教文化やアール・ブリュットなど新しい価値の発見、発信を図ってきたことが少しは影響していたらいいのですが……。証明は難しいです(^o^)/。

今日おこしの服部さんも、滋賀県の内部評価を高めるのに大きく貢献いただきました。たとえば、滋賀の若手農家と次世代の米づくりを考える田園ドリームプロジェクトや、高島市今津・和ろうそくメーカーのブランディングなど、既に滋賀の様々なプロジェクトで滋賀の価値発見をお手伝いいただいております。

今年から「滋賀・びわ湖ブランドネットワーク」が強い決意を持ってスタートさせたのが「滋賀・びわ湖+DESIGNプロジェクト」で、このプロジェクトを率いるブランディングディレクターが服部さんです。

「びわ湖と共に暮らしている異なる世代の人たちを横につなげていく」「滋賀のヒト・モノ・コトをつなぎ、再構築していく」など、ブランドイメージをつくっていく手法や思いを語っていただきました。

私自身、県内各地をくまなく歩き、それぞれの地域に住まう人々の生活や暮らしぶりから、滋賀やびわ湖の価値を発見するという調査や研究などを過去30年以上にわたって進めてきた経験から、かなり共感するところが多かったです。今後の展開を大いに期待したいです。

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