Facebook 2014年5月12日

国、市町と共同で野洲川総合水防演習 を実施。

5月11日(日)快晴の中、早朝から「平成26年度野洲川総合水防演習」に参加するため、朝から野洲市市三宅地先に向かう。

この演習は、滋賀県域では12年ぶりの大規模なもので、今回は「地域力の結集で水防力UP!」をテーマとし、683名もの方々に参加いただきました。

開会式では名誉総裁である国土交通大臣の代理で増田国土交通事務次官による挨拶のあと、統裁として私からも挨拶させていただきました。

昨年台風18号においては、場所によっては2日で600mmを越える雨が降るなど、猛烈な自然の力を目の当たりにしました。その経験からも再認識したとおり、万一の水害から命を守るためには、常日頃から防災の意識をもち、地域で「そなえる」ことが大切です。

今回の演習では、台風接近に伴う風雨が強く、降り始めからの総雨量が500mmに達し、野洲川にかかるJR東海道本線橋梁下流の右岸堤防が決壊した、との想定のもとで行われ、避難広報や積土のう工をはじめとする水防訓練の他、避難訓練、被害状況調査訓練、救出・救護訓練など様々な被害を想定して行われました。

行政や各団体のほか、地域の方々や学生たちが協力・連携しながら、水防演習に取り組んでいただいているようすは非常に頼もしく、本日のテーマのとおり、水防力を高めるには、地域力を結集することが大事だと改めて感じました。

またこの機会をとらえて、増田事務次官などに、この3月31日から施行された滋賀県の流域治水推進条例についてもくわしく紹介させてもらいました。

参加いただいた方や開催に向けご苦労をいただいた関係者の皆さんにお礼申し上げます。

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