Facebook 2014年4月25日

大阪で関西広域連合会議に出席。

4月24日(木)、朝から大阪市に向かう。住民や有識者の皆さんと広域連合の将来像等について意見交換する「関西広域連合協議会」に出席。今回6回目となります。

関西から分権改革の突破口を開くとの強い想いで設立した広域連合も始動して3年が経過しました。委員の皆さんからは、これまでの実績をどのように評価していくのか、また連合の役割を住民の皆さんにどのように分かりやすく発信していくのかといった点に加え、今年度策定した今後3カ年の広域計画に関して、産業・経済や観光・文化、医療福祉、環境、防災などの分野について、現実的、建設的なご意見をいただきました。

昼食をはさみ、午後からは構成自治体の首長同士が議論する「関西広域連合委員会」。

①今夏の電力需給対策、②琵琶湖・淀川流域対策の検討、③新たな「国土のグランドデザイン」(骨子)に対する意見、④関西ワールドマスターズスポーツフェスティバル実行委員会の設立、の4点について協議しました。

①については、最初に関西電力の香川副社長から今夏の厳しい電力需給見通しが示された後、広域環境保全担当委員として私から基本的な対策を説明。府県民や事業者の皆様に、昨夏の実績(H22比11%削減)以上の日常的な節電の着実な実施を呼びかけるとともに、関西電力や国に対して一層の取組を要請することで合意しました。7月からの具体的な対策の内容については来月に報告予定です。

②については、昨年の台風18号を契機とした連合での議論や、関西防災・減災プラン風水害対策編の策定を踏まえ、琵琶湖・淀川流域の様々な課題や関西圏域で統合的流域の可能性などを検討する場として有識者による研究会を設置することとなりました。上下流域での共存・共栄の方向を連合で独自に出すための研究会であり、関西広域連合という組織があるからこそ出来た場だと思います。

最後に、来月からの「関西夏のエコスタイル」の実施や、兵庫県の放射性物質拡散シミュレーションの結果などについて報告がありました。

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