Facebook 2015年2月23日

「高島の未来に可能性をつなぐくらしぶりを考える」講演会とディスカッション。2月22日午後には「高島エコライフ推進協議会」の主催で、過去をふりかえりながら、未来にむけて、高島の魅力を発信できるよう、講演とディスカッションを行いました。

まず私自身、講演の中で、40年前の武村県政から8年前の嘉田県政につながる琵琶湖との環境共生政策をふりかえりながら、10年前に提案した「森里湖の地域まるごとミュージアム」の経過を紹介しました。

2005年の1村5町(朽木村・マキノ町・今津町・安曇川町・新旭町・高島町)の合併をひかえて、新高島市の生態的一体感に根差した環境共生のくらしぶりを、「自己発見」して、「記録・自分化」して、対外「発信」するための仕組みをつくったのが、2002年からはじめた「森里湖の地域まるごとミュージアム」です。

私自身が京都精華大学の時代に提案した事業ですが、その後、知事時代に実践的支援も行い、今につながる事業もたくさんあります。

後半のディスカッションでは、80歳代の松見さんからは、「ザゼンソウ」に代表されるような高島の生態系の貴重さを、60歳代の饗庭さんからはソバ栽培からソバ打ちなど海外からの人たちにも発信できる里山観光資源の貴重さを、40歳代のオノさんからは高島ならではの四季折々の暮らしぶりこそ子ども世代に発信したい、という深い思いをお伝えいただきました。

庭先のヤナギやツバキ、ロウバイ、スイセンなどの自前のお花で会場を飾ってくださった皆さんの準備に感謝もうしあげます。

 

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