Facebook 2014年1月25日

滋賀銀行主催の「第7回ニゴロブナ・ワタカ放流式」に参加。

1月25日(土)。朝から、「第7回ニゴロブナ・ワタカ放流式」に参加のため、草津市の烏丸半島へ。半島から見る比叡山は、鼻筋が通ってとびきり美しい。今日は比良山も雪景色。

この放流は、滋賀銀行の「カーボンニュートラルローン 未来よし」を地域の皆さんが太陽光設置などに利用することで削減された温室効果ガスの排出量に応じて、資金を「滋賀県水産振興協会」にご寄付いただき、その資金で放流が行われます。

ちょっと仕組みは複雑ですが、環境配慮銀行の滋賀銀行さんならではの事業です。平成19年度にはじめられて、今年度で7回目になります。

ニゴロブナは湖国名物、フナズシの材料です。かつて200トン以上も水あげがあったのが、2000年前後には20トン以下となってしまいました。最近は水田でニゴロブナの稚魚を育てる「魚のゆりかご作戦」などで40トン以上まで回復しました。でもまだまだです。

これまでに24万匹の放流がなされたということ。フナズシに目のない私の口にも何匹かはいっているかも?とはじめの挨拶でお礼を申し上げました(微笑)。

ワタカは日本列島が中国大陸とつながっていた1000万年以上前から日本に住んでいる種の系統で、琵琶湖の水草を食べるため、水草除去効果が期待できます。

今日は比較的温かく、琵琶湖の恵みをいただきながら暮らせるよろこびを共有しながら、子どもたちも一緒にニゴロブナやワタカを放流しました。

昨年秋創業80周年を迎えられた老舗の滋賀銀行さんです。大道頭取が先頭に立って、すばらしいアイデアでローンを利用なさる県民の皆さんを巻き込みながら、琵琶湖の環境保全活動にご協力いただいていることに改めて感謝申し上げました。

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