Facebook 2015年7月8日

「びわ湖の日」にちなんで、びわスポ大の学生・教職員総出で、湖岸や道路沿岸の草刈り、ゴミ集めに汗を流しました。7月5 日(日)。

今から35年前の1980年(昭和55年)7月1日、滋賀県は全国に先駆けて、びわ湖の富栄養化の原因となる窒素、りんの排出規制等を定めた「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」(琵琶湖条例)を施行しました。

その翌年の1981年(昭和56年)、琵琶湖条例の施行1周年を記念して、7月1日を「びわ湖の日」と決定しました。

毒性物質を公共用水域に流すことの規制は、水質汚濁防止法などさまざまな手法がありますが、本来、人間や生き物にとって必須の栄養素であり、毒性物質ではない窒素やリンを規制する方策は日本だけでなく、国際的にも前例のないものでした。

琵琶湖沖合で発生した赤潮の原因物質にリンや窒素などの栄養分が効いているという科学的データに基づき、住民運動の後ろ盾もあり、琵琶湖条例が成立しました。

毎年恒例となっていますが、今年も「びわ湖の日」にちなんで、県下各地で、自治会や職場単位で琵琶湖辺での清掃活動がなされました。

びわこ成蹊スポーツ大学では今年はこれまでにない750名もの学生と教職員が総出で、琵琶湖辺の北比良地区を中心に草刈りやゴミ拾いなどを行いました。

参加した学生は、「水辺実習などでお世話になっている琵琶湖だから掃除に参加をするのは当たり前」「地元の人とふれあいながら作業できてよかった」など口ぐちに語ってくれました。日曜日の早朝から参加してくださった皆さん、ありがとう!

 

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