Facebook 2014年11月23日

11月22日、未来政治塾、松本武洋和光市長を迎えて、自治体の財政規律の意義について学びました。松本市長、遠方までありがとうございました!

2年前にもおこしいただき、『若手知事・市長が政治を変える』という書で松本さんにご登場いただきました。合併を前提として、ハコモノ放漫経営の市長の方針に反旗をひるがえして、市議から市長に挑戦なさった時のことを具体的に語っていただきました。

今回は、和光市での「財政健全化条例」の必要性、制定にむけての議会とのやりとりのご苦労や、高齢化の中で、未来予測をふまえた地域経営者としての覚悟もお示しいただきました。

一方、国は、特に今の安倍政権は、「財政健全化法」を放棄したような放漫経営への懸念も強く示されました。未来世代への付け回しの歳出膨張。痛みを国民と共有する覚悟抜きに歳出削減はできません。松本市長も、また私も滋賀県知事として、財政規律を最も重視してきた首長でもあります。

国が歳出削減の努力をしなければ、自治体がいくら努力しても「焼け石に水」。歳出削減の努力は全くなされず、税収の2倍にもなる100兆円を超える歳出をくんで相変わらずのバラマキ政策をすすめようとしています。

最後に政治家としての心構えとして、市民との心のつながりを強めるためには「自分が変わる」ことの重要性を強調!うなづいていた塾生も多かったと思います。

松本市長、これからもよろしくご指導ください!!

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