Facebook 2015年10月1日

今週末、10月3日(土)、琵琶湖畔の「びわこ成蹊スポーツ大学」で、「日本環境会議」の32回大会が開催されます。テーマは「地域環境保全と原子力発電―滋賀からの発信」です。須田さんがご案内くださいましたが追加報告をさせていただきます。

川内原発が再稼働し、若狭地域の高浜原発の再稼働も迫る中、原発立地地域の若狭・小浜から中嶌哲演さんをお招きして、「原発立地無しの小浜の取り組みから未来を見とおす」としてお話をうかがいます。

若狭と琵琶湖はかつて明治初期にはひとつの県として、県境がありませんでした。もし、今県境がなければ若狭湾岸の原発に対して、琵琶湖をかかえる地域からのまさに立地地元としての発言が可能であったかもしれません。

そんな歴史的イメージもふくめて、今回の会合では、小出裕章(元京都大学原子炉実験所)さん の「原発再稼働に道理はない」、嘉田由紀子(前滋賀県知事、びわスポ大学長)が、「なぜ ”卒原発” を琵琶湖から提唱したのか? ”被害地元” 知事の責任と苦悩」という基調講演をおこないます。

また滋賀県からは藤井絢子さんが、「“卒原発”に向けて~琵琶湖流域における市民の挑戦」、原発コスト論の専門家である立命館大学の大島堅一さんからは「地域から原発ゼロをいかにすすめるか」の報告があります。

また三日月滋賀県知事もご多忙のところおこしいただき、滋賀県として「原発に依存しないエネルギー政策」について、最新報告をいただくことになっております。

そして、最後にこの日本で「原発再稼働には道理がない」ということを会全体として主張し、最終的には「琵琶湖宣言」を出させていただきます。

まだ会場の余裕はあります。直前ご案内になりましたが、ご参加お待ちしております。

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