Facebook 2014年12月21日

「あなたが創る未来に向けて〜理系の資格と仕事〜」名古屋シンポでの講演とデスカッション参加。12月21日。

内閣府の事業の一環として「日本女性科学者の会」などが主催して開催されました。「リケジョ」と言われる女性で、今日本各地で活躍している女性7人がまずそれぞれの生い立ちや、学びの経過、そして仕事としてのキャリアにくわえて、子育ての苦労や楽しみなども語りあいました。

パンフレットの文字から伝わる内実以上に、それぞれの人生の語りは迫力がありました。特に女性の人生はつどつど岐路があり、幅があるので、人生の岐路で、なぜその進路を選んだのかという「なぜ」を語る舞台としては楽しかったです。

私は、「農学」「環境学」を学び、地域環境の成り立ちの「なぜ」という理論をもっていたことが、知事としてのぶれない仕事の礎となったことを語らせてもらいました。

また後半は、高校生を中心にして「働くことの意義」「10年後にどうなりたいか」などグループ討議の結果を聞かせてもらいました。仕事は自分のためだけでなく、社会のため、という認識をかなり強くもっている高校生が多く、頼もしく思いました。

ちなみに「日本女性科学者の会」は平塚らいてうさんと湯川スミさんが呼びかけて1958年に設立された会で、今こそこのような団体が真価を発揮する時代にようやくなったようです。欧米に比べて1世代出遅れた日本の男女ともが輝き働き活躍できる社会創りに踏ん張っておられます。エール送りたい思います。

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