Facebook 2022年10月1日 高島市内で開かれた「第27回・棚田・千枚田全国サミット」3年ぶりの開催

10月です。高島市内で開かれた、「第27回・棚田・千枚田全国サミット」3年ぶりの開催という。「棚田をつなぐ人のかけ橋~びわ湖を育む清流の輪~」。
朝からオープニングと開会式などに参加。高島の子どもたちが「生きている琵琶湖」で歓迎し、そしてヨシ笛も交えての大コーラスで「琵琶湖周航の歌」「棚田の歌」というオリジナルソングも披露してくれました。基調講演や滋賀県からの報告、午後は3分科会に分かれてのディスカッション。ご準備いただいた高島市の皆さん、また応援いただいた県の担当の皆さん、ご苦労さまでした。10月1日。
内容は大変充実しています。全国棚田100選に、滋賀県で最初に指定された畑地区や、つなぐ棚田の鵜川地区に加えて、高島市内には山や農や食文化にこだわる人たちがこんなにたくさんいたんだ!と思わせる見事な分科会が3つ。コーディネーターは坂本清彦さん、脇田健一さん、西川芳昭さん、お三方とも龍谷大学教授。普段から地域活動に貢献していただいている大学からの応援がありがたいです。
明日は畑や鵜川の棚田見学と同時に、「針江のかばた」「メタセコイヤ並木」「おっきん椋川」「くつきの森」などのエクスカーション。改めて高島の自然と文化の奥深さをお伝えできるコースばかりです。私は午後、分科会の一部を見せていただき、早めに失礼しました。
帰路には、高島市内最南端の鵜川の棚田で子どもたちのフリースクールを準備している「里山地人協会」の吉川宏一さんたちに、これからの鵜川の棚田活用の構想を伺いました。水も木材も米や野菜などの食べ物も足元から自給をし、し尿も肥料に利用する、まさに循環型棚田暮らしの構想に感銘を受けました。実現にむけて応援させてほしいです。来年の棚田サミット予定地の和歌山県から、東条雅之さんもご一緒でした。
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