Facebook 2017年3月10日

今、大津では梅が盛り!大津市南部の里山のお菓子工房「寿長生(すない)の郷」を訪問。芝田社長さんにご案内いただき、白梅、紅梅、枝垂れ梅、初春の香り、満喫しました。3月20日まで「梅まつり」開催中です。大津南部まで足を伸ばしてみてください。3月9日。

滋賀県民自慢の和菓子屋さん「叶匠寿庵」。定評の「あも」や「車石」など、地元の伝統や文化に根ざしたストーリー性いっぱいのお菓子作りを始めた初代の思いをついで、三代目芝田冬樹社長さんのリーダーシップの基、職員さん一人一人の工夫が活きる工房です。たとえば、入り口の竹づつに設えられたツバキなども職員さんの工夫という。隅々までしゃれたしつらえの空間、爽やかです。

和菓子文化を農の文化とつなごうという、農工文一体の挑戦は30年以上前に始まりました。和菓子の素材を、大地の恵みで育てるところから、という理念で始まった「すないの里」、最初にアイディアを伺った時に、維持管理に手間ヒマかける大変さを思いました。

その懸念は払拭。里山に梅苗を植え、肥料をあげ、手塩にかけた梅を梅菓子に仕立て上げるだけでなく、梅酒にまで醸し出し、デザイン性高い容器にいれて、届けてくださるそのお気持ちがすばらしいです。

びわこ成蹊スポーツ大学の卒業生も就職させてもらい、今、和菓子修行に頑張ってくれているということです。新人の就職も可能な限り、とお願いさせていただきました。

お時間がある時には和菓子作りにも挑戦できます。今この時期、子どもさん向けの里山歩き体験なども満載。「すないの里」に春を探しにお出かけください!

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