Facebook 2020年8月1日 「ルヴァン」にかけた熱い思い

琵琶湖湖西の白髭神社の手前に心地よい木造のカフェ「ルヴァン」があります。目の前をとおりながら長い間、伺いたくて、ようやく小松明美さんの案内で訪問。経営者の「晴耕舎」松井工務店の松井公明さんと社員の梅本匠さんから「ルヴァン」にかけた熱い思いを伺いました。8月1日。(940文字)。
「暮らしを醸す食と人に出逢う場所」「暮らしを醸す住まい、家具、道具たち」。「ルヴァン」とはフランス語で「発酵種」で、乳酸菌と酵母を成育させてつくられるパン種。松井さんいわく、まさに「湖西の風土が産する食材や木材、傍にある自然の魅力を醸しだす」そんな拠点にしたいという。まず看板は、船板塀の古材で。「4代前までうちは琵琶湖漁師だった」という。松井さんはまさに湖から山まで、湖西ならではの風土を背負っておられます。
カフェの入口には、大型のトチノキの自然木テーブル。円形が美しい。イスもひとつずつ形が異なる。何よりも存在感あるのは大型の手引きのこ。松井家伝来の汗が籠った道具です。湖西の細井袋物店の小物や「晴耕舎」制作のコースターなど。「ふぁみーゆ」の焼き菓子も。高島市内の観光パンフなど、高島案内場所にもなっています。食事も地元食材をつかった淡泊な味覚、デザートも香り高いお紅茶も満足できました。
梅本匠さんは、高島市の最奥部、朽木針畑流域古屋地区で生まれ育ち、大工さんとしての腕を磨きながら「晴耕舎」で働く。「うちの森の木はおじいさんが植えて、三代たって僕が切る」とまさに林業家の心意気をつぐ頼もしいあととりだ。今、地域に受け継がれる「六斉念仏」の太鼓の手作りにも挑戦。胴体を地元に自生するサワグルミの原木をくりぬいてつくる。京都新聞の紹介記事、添付させていただきます。
松井工務店は、民家型工法、板倉工法という日本の伝統的な木造建築の「木組み」を駆使して、心地よいひろい空間が可能な民家を提供。「木が大好き!」という松井棟梁さんは新築だけでなく、古民家の再生や、既存住宅のリフォームもなさる、ということ。是非、皆さん松井さんの作品をネット上で探してください。そして湖西道路では、「ルヴァン」にお立ち寄り下さい。何よりも琵琶湖の風景が最高です。
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