Facebook 2019年12月22日 水俣市で水害対策と子育て支援について講演

水俣市で日帰り講演「命をつなぐ政治を求めてー滋賀県知事8年の経験から参議院議員へ」として、今日本中で問題となっている水害対策と子育て支援について講演させていただきました。12月22日。

滋賀県守山市ご出身の、水俣市議会議員、藤本とし子さんたちにお誘いいただき、久方ぶりに水俣市を訪問しました。1990年代からしばしば訪問し、地元学の吉本哲郎さんや水俣病患者の杉本栄子さんたちから、水俣地域の再生をめざした「もやい直し」運動など、多くを学ばせていただきました。今日は吉本さんとも久方ぶりにお会いできて嬉しかったです。

講演は100名ほどの方が2時間近くの講演をじっくり聴いてくださいました。そして質問もたくさんいただきました。中でも流域治水の話をすぐに自分ごと化していただき、自分の家は海抜2メートル、近くの水俣川が溢れたらどうしたらいいだろう、避難所も水つきになるかも?そもそも車椅子の人はどうして避難したらいいんだろう、などなど。

具体的に滋賀県で進めてきたような再現性の高いハザードマップを県や国にまず住民として求めること。同時に自分たちで川を歩いて、大きな川の合流地域や堤防が弱そうなところなど点検してみてマップ化して、地元自治会や防災会などで取り上げることを推薦しました。水俣市議会議員には車椅子の杉迫議員さんがおられので一緒に川歩きをして、どうしたらいいか議員さんたちで提案して行ったらどうですか?とも提案しました。

本当は泊まりがけで時間をとって一緒に川歩きをしたかったのですが残念。雨模様の水俣川をちょっとのぞきにいきましたが、湯出川との交差部分が町の中心部に近く、豪雨のときは「万一あふれると中心部の被害が大きいのでは?」とお伝えしました。水俣川本川からのバックウオーターの圧力が心配です。また「事業継続計画」を作り、事前に被害予防を、という呼びかけにも多くの方が興味を示していただきました。

まだ帰路の新幹線中ですが、「流域治水先導人」としての全国行脚の時間も楽しいです。各地での経験を国会活動で活かしていきます!!

#流域治水先導人 #現象後追いではなく事前予防型の治水政策 #滋賀県流域治水条例 #地先の安全度マップ #再現性の高いハザードマップ #事業継続計画

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