参議院選挙・滋賀県選挙区の野党統一候補者調整にかかわる途中経過報告(その2)。

2019年7月参議院選挙・滋賀県選挙区の野党統一候補者調整にかかわる途中経過報告(その2)。記者さんの質問と回答(抜粋)。会見は1月10日です。このMSGの記入日は1月11日です。少し長いです。

<質問1>これまでの嘉田さん自身の条件二点、①4党の統一候補であるべき、また②家族の理解、このふたつの条件はクリアーしたのか?
<回答1>野党陣営から複数立候補することのないようにする、というのが4党協議の大前提。したがって、必ず候補が一本化されるものと確信している。また家族の方も、4党協議での皆さんのご努力をみて、最近は応援をしてくれています。

<質問2>2017年秋の衆議院選挙では衆議院に手をあげて、今度は参議院というのは、同じように訴えるのか、訴え方は異なるのか?
<回答2>衆議院は、任期が短く解散があるため、国民の意見を良くも悪くも反映しやすいが、知事時代の経験に根ざし、学者としての理論的背景をもった政策の実現には参議院の方が適正ではないかという声を多く頂き、衆議院の時の経験をふまえながら、熟慮して、今に至りました。また、構造的変革には時間がかかり、6年という参議院の方が適切と思いました。

<質問3>4党協議の現状、いつ頃までに成立することをのぞむのか?
<回答3:徳永>それぞれの候補者の絞り込みを進めてきた。一致する政策議論も進めており、今8割方、煮詰まってきている。できるだけ早くまとめていただくことを皆のぞんでいると思います。国民民主としての一方的な希望、願望であるが、党の定期大会がある2月の大会の日までには決めてほしいと思う。

<質問4>だれにしぼりこまれようと、決まったら嘉田さんとしては身をひくのか?
<回答4>4党協議の大前提は、そこで誰に決まっても、まとまって応援する、ということ。それゆえ、私以外の人に決まっても、私は身をひいて、その人を全力で応援します。

<質問5>訴える政策の一点目はまとめるとどうなるのか?
<回答5>「子育て・家族政策」といえるでしょう。個人が安心をして、希望すれば子産み、子育てができるよう、男女とも子育てに安心して集中できるように、家族全体を支援する総合的な政策としてすすめていく必要があると思う。北欧3国やフランスの家族政策をモデルと考えています。

<質問6>嘉田さん自身、出馬をいつ頃決めたのか?
<回答6>12月9日に公表する直前です。

<質問7>原発政策、卒原発に関連して、2012年の「未来の党」の時の反省は?
<回答6>ふたつあります。時間があまりになかった、これはこちらの責任というよりはそういう状況だった。もうひとつは候補者が乱立してしまった。

<質問8>立憲の枝野代表の(嘉田批判)発言をどう受け止めたか?
<回答8>12月16日の京都新聞記事を一読して、少なからず驚き、戸惑った。ただ、4党協議の場において、立憲民主党滋賀県連合の笠原代表が枝野代表の発言について陳謝されました。また、年末には滋賀県の立憲民主党の代表の方々が福山幹事長と面会され、福山幹事長が「二度とあのような発言がないようにする」と言われたという。滋賀県の立憲民主党の方々の対応を前向きに受け止めさせてもらっています。

<質問9>立憲の田島さんと直接に話すことはあるのか。
<回答9>4党協議の場におまかせしております。こにお任せします。

<質問10>憲法改正についは?
<回答10>平和憲法は大変大事な憲法項目であり、かねてから私自身尊重してきた。今、あえて、9条の1項、2項を残して自衛隊を書きこむ必要があるとは思いません。また国民、県民の間に憲法改正へのニーズが高まっているのかどうかも疑問です。

<質問11>チームしがの4つの基本理念のなかに「平和を守る」という項目があるが、それを共通と思っていいか?
<回答11>当然、チームしが代表としてもそれを守っていく。

<質問12>消費税率ひきあげについての意見は?
<回答12>考えるべきは二点ある。1点は税金の使い道のチェックをきちんとやるべきということ。ムダ遣いになっていないか。知事時代から一貫して言い続けています。もうひとつ、「小負担高福祉」という国家運営はなりたつのか、「負担と受益の関係」は冷静に協議するべきと思います。ただ今の安倍政権の税金の遣い道をいいとはおもわない。公共事業なり国防費の予算増加については問題だと思う。今、4党協議の中で、どのような内容にするべきか、統一候補としての大事な方針になるので、細部について協議中です。

<以上です:ご協力ありがとうございました>

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