連合滋賀2019年春闘集会に3月2日に参加。

この7月に行われる参議院滋賀選挙区で国民民主党と立憲民主党の両方から統一候補として推薦をいただいた候補者として挨拶をいたしました。その前4月に、大事な統一地方選挙があります。立候補予定の県議選挙11名、市議会議員選挙(大津市、彦根市、近江八幡市、栗東市)13名の、それぞれの個性的で力強いアピールがありました。春らんまんの琵琶湖畔で、4000人の参加者、子どもづれの若いご家族もおられ、会場から市内のデモ行進にも並歩。3月3日。(また長いです:微笑)。

今、国会では、毎月勤労統計の虚偽問題が議論されています。統計調査の方法の変更、それに伴い、名目賃金が実質賃金よりも「うわぶれ」しているのではないか、という疑問がだされています。雇用政策の基本となる勤労統計に虚偽があるとしたら、国民は何を信じて仕事をし、賃金の妥当性を判断したらいいのか?!春闘にむけての大問題です。

企業の内部留保が増えて労働者側への配分比率が減ってしまうと、家計も苦しくなり、内需がのびず、地域経済の循環もにぶります。富裕層の消費による「したたり効果(トリクルダウン)」も十分働かず、格差がひろがるばかりです。特に母子家庭などの1人親世帯の貧困は、子どもの未来をも破壊してしまいます。

私は挨拶の中で、知事時代に強くすすめてきた4つの雇用政策、①非正規の若者を正規の仕事、特に県内中小企業につなぐ「三方よし人づくり事業」、②子育て中の女性で仕事につきたい人への「マザーズジョブステーション」でのワンストップサービス、③高齢者や障害者など、困難をかかえた人を仕事につなぐ「働き・暮らし応援センター」等の政策、④小中学校の時代から仕事への関心を育てる「職業体験フェア」「チャレンジウウィーク」などです。

また県としては権限もなく、十分な対応ができなかった少子高齢化対策の中での、子どもや家族政策に横串をさす「子ども・家族省」の提唱、災害多発時代にハードだけでなく、滋賀県の流域治水条例のようにソフト対策も含め、命と暮らしを守る予防的な防災・減災対策と、復興支援をひとまとめにして横串をさす「防災・復興省」の必要性も話をさせていただきました。

そして今、国政では政党がばらばらにわかれているが、もともとが源流はひとつ。ちょうど目の前にある琵琶湖を囲む山やまに降る雨粒の一滴一滴が400の河川を経て琵琶湖に流れつくように、労働者の統一団体の連合がこの滋賀から生まれた歴史に学び、「今こそ滋賀はひとつ、滋賀からひとつに!」と結ばせてもらいました。

皆さんの地元の県議選候補者、市議選候補者の政策と人柄などをしっかりみていただき、応援をいただきますよう、お願いします。チームしがも多くの候補者の公認や推薦をさせていただいております。

今日、この日に、国民民主と立憲民主の統一候補選定に後押しをいただきました連合しがの皆さんに深く感謝いたします(長い文章のフォロー、ありがとうございます)。

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