参院選の滋賀選挙区の統一候補として記者会見で立候補を表明いたしました!

「愛する滋賀のために」7月の参院選の滋賀選挙区の統一候補として記者会見で立候補を表明いたしました。2月に立候補を取り下げられた田島一成さんと、今回立候補を取り下げられた佐藤耕平さん、それに国民民主党代表の徳永久志さん、立憲民主党幹事長の山田実さん、社民党代表の小坂淑子さん、共産党委員長の石黒良治さん、7人で記者会見を行いました。いよいよ7月にむけて熱い夏がはじまります。「もったいない のその先に!」6月1日。(また長いです、1900文字)


まず石黒良治さんから、昨年11月以来、滋賀県内で4党代表が10回を超える会議を行い、今年2月に9項目にわたる「共通政策」をとりまとめた経緯、また国では4党1会派代表が5月29日に13項目にわたる「要望書」に調印をした、その合意に基づき、今回、佐藤耕平さんは立候補をとりやめると説明。滋賀県内の自民党からは「野合」という批判があるが、ここは共通政策に基づく「大同団結」であると強調されました。

佐藤耕平さんは、過去1年4ケ月にわたり地道に県内各地で有権者の訴えに耳をかたむけてきた結果、今の国政の1強体制のもと、私物化された政治を何とか変えてほしいという声を多くもらった。その思いを嘉田に託し、嘉田を応援することで実現したい、と力強く宣言下さいました。また田島一成さんは、3年前の参議院選挙で共闘体制をつくりあげた当事者として、今回は一層体制は整っているので全力で勝ち抜きたいと宣言されました。


私からは、昨年以来の4党の代表者による地道な話合いにまず感謝を申し上げました。そして今回勇気ある撤退をした佐藤耕平さんと、2月の時点で合力くださった田島一成さんに厚くお礼を申し上げました。それだけに、責任は重く、何としても託された共通政策の実現のために、まずは選挙で現職与党の大きな壁を超える決意を述べ、応援のお願いをさせていただきました。

また今回の共闘は、3年前のあの安保法制が強行された時点から積み上げられてきたもので、これまでの多くの皆さんのご努力に感謝申し上げました。しかし3年前と比べると旧民進党は残念ながら割れており、また3年前は現職であった統一候補者が、今回、私自身は新人であり、大変厳しい選挙になると申し上げました。だからこそ「滋賀をひとつに」結集する必要があります。


私自身が訴えたい政策は、4党の基本政策、「①憲法―自衛隊明記反対」「②人権」「③経済・雇用・税―消費税率引き上げ反対」「④社会保障」「⑤農業」「⑥防災・減災」「⑦エネルギー」「⑧沖縄」「⑨琵琶湖」を土台に、知事時代に進めてきた「①人口減少」「②格差社会」「③元気な経済」「④災害・環境」「⑤原発・エネルギー」の蓄積を土壌として、「5つの新しい答え」を追及することを、リーフレットを元に説明させていただきました。


記者さんからは、嘉田として実現したい重要政策について質問がありました。パンフレットを元に、「子育てと防災・減災」の二点を強調しました。人口あたり出生率は沖縄に次いで二位となった滋賀県であり、知事時代に力をいれてきた「子どもが産まれ・育ちやすい社会づくり」の成果がでてきたと思われること。またダムだけに頼らない命をまもる流域治水も滋賀県が先駆的であり、災害多発時代の今、全国にひろめたいと説明させていただきました。

具体的な政策項目については、リーフレットの「5つの新しい答え」の項目、それぞれを独立章として、『命をつなぐ政治を求めて』の著作にとりまとめており、近いうちに出版されるので、それも参考にしてほしいと申し上げました。


また自民党からの「野合批判について」の質問もありました。もともと県民の思いや願いは千差万別、140万県民すべてがそれぞれに個性的な存在といえる。そこに、個別の差異や違いを活かしながら、未来に影響の大きな政策項目について大同団結することで、政治の責任を果たしたいと申し上げました。

今、私自身は、2006年に最初に知事選挙に挑戦した時の訴えを思い起こしております。「税金の無駄遣いもったいない」「琵琶湖の環境壊したらもったいない」そして「子どもや若者が生まれ育たないのはもったいない」が原点でした。そして今、「もったいない のその先に!」。知事時代、公共事業の見直しで浮かした予算を、教育・子育て・環境・地域振興・安全確保等、人と社会への投資にむけてきました。

今、人びとの要望である子育て支援や教育費無償化、不足する介護体制、そして道路や河川の安全への願い。本当に必要なところに税金を使う、「もったいない のその先に!」突き進んでいきたいと訴えてまいります。滋賀で実現してきた政策を全国へ、皆さんと一緒に!選挙は闘いというよりは、熱伝導です。愛する滋賀と琵琶湖のために、この場で命をつなぐすべての人びとが少しでも幸せに安寧に暮らしていけるよう!熱を伝えていきます。(写真提供:滋賀報知新聞社)

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